2013年08月23日

登山:陣馬山~高尾山縦走

 わ わしはこれから陣馬山に登る実験を開始する


 という訳で、7月27日(土)に陣馬山に登って高尾山まで縦走して来ました。
 今回は山岳猟友会(何それ)の行事とかヤマノススメの聖地巡礼とかではなく、なんか、1週間位前に唐突に体動かしたい衝動に駆られまして、一人で勝手に登ってしまいました。(笑)

 9月位にまた前に高尾山登った面子でヤマノススメの聖地巡礼にもうちょっと高い山に登りに行こうとか画策してるんですが、そのプランニングに色々と山について調べてるうちに、体動かしたくなる衝動に駆られて、いてもたってもいられなくなってきちゃいました。
 唐突に、もう週末行くっきゃねーとかテンションが上がって来ちゃって、行き先も手頃に行けるなら陣馬山かなぁと割と適当に決定です。(笑)
 1週間前にいきなり誘われたって迷惑でしょうから、今回は誰も誘わず一人で勝手に登る事にしました。
 勝手に思い立って勝手に登山してきただけです。
 あー、でもちゃんと地図買ったり、登山の用意したり、食料買い込んだりとか、準備に手抜かりは無いですよ。
 低山とはいえ、山舐めてると死ねますから。
 ってか、ミリブロに何故登山ネタなんだか良く判りませんね。
 ミリタリー登山でもなければ山岳猟兵リエナクメントでもないんで、ミリタリー要素はほぼ無いですが、現在mixiを除けば表現手段がミリブロだけなので大目にみて下さい。(笑)

 ルートは陣馬高原下バス停→陣馬山→奈良子峠→明王峠→底沢峠→堂所山→白沢峠→景信山→小仏峠→小仏城山→一丁平→もみじ台→高尾山→稲荷山→高尾山口駅の順で縦走してきました。
 大体19.4km位の行程で最大高度差664.8mです。
 高尾山から陣馬山に向かうのではなくて、陣馬山から高尾山に向かう事にしたのは、陣馬高原下から高尾駅北口行きの最終バスが20時25分の為、それに間に合わないと誰も居ない山奥のバス停で立ち往生してしまうという死亡フラグを回避する為です。
 その点京王線高尾山口駅からですと23時27分の新線新宿駅行きにさえ乗れれば帰宅出来るのでたっぷりと余裕が有ります。
 また、下山が日没になってしまった場合、不案内な陣馬山から暗闇を下山するより、照明が沢山ある高尾山1号路の方が安全でもあります。(一応ヘッドライトは持参していますが・・・。)
 まあそんなに遅くはならない予定ではありましたけど、自分の脚力がどんな物か出発前には全然判りませんでしたし、最悪の事態を想定して陣馬山から高尾山へ向かうルートにしてみました。
 サバイバルゲームだとかリエナクメントだとかを除けば、普段あんまり自発的に運動しない質ですけど、まあこれくらいならなんとかなるかなぁ・・・とか考えて出撃しましたけど、結構しんどかったですね。


登山:陣馬山~高尾山縦走
 今回の行動食(笑)
 今回は行動食として、以前ガールズ&パンツァーの聖地巡礼で大洗に行った時のお土産を持って行きました。
 もちろんこのまま持って行ったのでは嵩張りますので、バラして携帯しましたけどね。
 画像には写っていませんが、これ以外に主食としてパン4個、飲料水にポカリスエット500mL5本と水500mL1本計3L、更に塩飴や非常食にもなるチョコレート等も持って行きました。
 結構嵩張りますけど、私は意外と食べる方ですのでこれくらいで丁度良かったです。
 水は重たいんで3Lまでにしときましたけど、それだけでは足りず、道中の茶屋で買い足して1日で合計4L飲む事になりました。
 一本だけ真水を持参したのは、怪我したときに傷口を洗ったり出来るのと、頭から被る事も出来るからです。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 今回初投入した装備
 イスカの ドライマップケースと山と昭文社の「高原地図27 高尾・陣馬 2013」です。
 マップケースは防水な上、丸めて携帯出来、ファスティック付きのストラップでベルトやカラビナに装着して携帯出来る優れ物です。
 コレがあると一々地図を読むのにポケットやリュックサックを漁らないで済むのでとても楽ちんです。
 防水なので雨の中でも地図が読めます。
 有明とかで宝の地図入れるのにも良いかも。(笑)
 昭文社の地図は道だけではなくて、標準的な所要時間、ここから眺望が良いとかここから急坂とか等の多少のコメントまで書いてありとても親切です。 
 両方ともとても役に立ちました。
 ちなみにこれらはアマゾンで購入したのですが、この2点だけなのに30Lのリュックが入りそうな程大きなダンボールで来てびびりました。(笑)

 陣馬山周辺の天気予報は夕方から時々弱雨との事で一抹の不安を覚えましたけど、この日しか時間も取れませんので出かける事にしました。(幸いにも雨は降りませんでしたが。)
 当日は朝4時半に起床、自宅で朝食を済ませ、万歩計のスイッチをONしてから家を出ました。 
 地元駅から5時54分の某電車に乗って出かけましたが、山手線に乗り換えようとしたらいきなり人身事故で止まっていました。
 あうあう、高尾からのバスは1時間に1本なんで乗り遅れたら死ぬのよ?
 なんとか新宿で6時25分発の中央特快に乗れて、7時5分に高尾駅に着けました。

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 高尾駅北口改札口
 至る所に天狗が居ますね。
 駅のホームには登山やトレイルランの方々が多々いらっしゃいました。

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 高尾駅北口
 近くにコンビニもあるので食料などの調達も容易です。

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 高尾駅北口バス停
 北口1乗り場から西東京バス霊園32陣馬高原下行き7時35分のバスに乗りました。
 8時台以外は一時間に一本しか運行してないので乗り過ごすとかなり時間のロスになりますので注意しないといけません。
 同じ乗り場の霊園31に乗ってしまうと大久保という所までしか行かない死亡フラグに填るので注意が必要です。
 途中のバス停で運転手さんの他、もう一人の乗務員さんが乗ってきたので何事かと思いましたが、陣馬高原下に近づくにつれてもの凄く道幅が狭くなり、対向車が来てすり抜けられない時に対向車に連絡したり、バックの際の誘導などしておられました。

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 陣馬高原下バス停
 霊園32の終点です。
 8時11分に着きました。
 大体私を含めて15人ほどの人が乗ってきましたが、何れも登山客の様でした。
 標高は333Mで、ここまで万歩計は3771歩です。
 トイレで用を足し、装備を調え、準備体操をして歩き出しました。

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 陣馬亭
 陣馬高原下バス停の目の前にありますが、現在だとやってないのでしょうか?
 画像はありませんが、こことは別に、ちょっと歩いた所にある陣馬そば山下屋さんというお蕎麦屋さんはやっていました。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 陣馬山周辺案内と関東ふれあいの道の案内
 バス停横に設置されています。
 関東ふれあいの道とは、環境省の長距離自然歩道構想に基づき関東地方1都6県が整備している自然歩道のことです。
 私は逆からのスタートですが、高尾山口駅~高尾山~城山~小仏峠~景信山~陣場山~陣馬高原下のルートは「鳥のみち」というルートで19.4kmの行程です。
 今回、陣馬山と景信山の間にある堂所山にも寄ったので正確には19.4km+αの距離を歩きました。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 陣馬高原下道標
 右に行くと陣馬山や和田峠に続く道、左に行くと陣馬高原キャンプ場を経て奈良子峠や底沢峠に続く道です。
 ここは右に進みます。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 陣馬山ハイキングコース入り口
 8時45分に到着しました。
 ここまで万歩計は5833歩です。
 まっすぐ陣馬街道(アスファルトの道)を進むと和田峠で、そちらからも陣馬山には行けるのですが、ここから左に入り山道を進みます。
 ここからはいかにも山道って感じになります。
 途中、沢に降りられる場所があるので、帽子とタオルを濡らしておきました。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 途中からかなりの勾配になります。
 トレッキングポールを持ってこなかったので、そこいらへんに落ちていた木を杖にして登って行きました。
 後から来たご年配のご婦人に追い越されてちょっとショックです。(´ヘ`;)ウンドウブソクデスナァ

登山:陣馬山~高尾山縦走
 頂上付近になると道も開けてきて、ブルドーザーか何かの轍が見受けられます。
 もうすぐ頂上な・・・ハズ・・・。

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 お茶屋さんが見えて来ました。
 いよいよ頂上です。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 陣馬山山頂
 という訳で、9時57分頃、漸く標高854.8mの陣馬山を制覇しました。
 ここまでの歩数は10158歩でした。
 険しい山道で汗だくでしたが、気温は24℃とそれほど高くないので登山には向いていたと思います。

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 白馬の像
 陣馬山山頂にそびえ立つ白馬の像です。
 1960年代後半に京王電鉄の前身京王帝都電鉄が陣馬山を観光地として売り出すために建てて象徴化したのだそうです。

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 白馬の像(後ろから)
 なんか面白い形してますよね。

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 陣馬山についての案内
 ここからの眺望について解説されています。

登山:陣馬山~高尾山縦走
登山:陣馬山~高尾山縦走
登山:陣馬山~高尾山縦走
登山:陣馬山~高尾山縦走
 陣馬山山頂からの眺望
 残念ながらこの日は雲が多くてあまり眺望は良くありませんでした。
 予報では午後から弱雨でしたので、曇ってるかなぁとは思っていましたけど、案の定でした。
 でも、頂上に立てた達成感はひとしおです。
 さーて、帰るかな。
 え?違うの?(笑)

登山:陣馬山~高尾山縦走
 かき氷
 山頂のお茶屋さんでかき氷を食べました。
 険しい山道を登ってきて汗だくだくでしたが、クールダウン出来ました。
 地上より値が張りますが、アクエリアスも1本補給しておきました。
 実はこの先、堂所山以外の全ての山頂にお茶屋さんがあったので、そんなに携帯する必要はなかったのですが、この時点ではこの先どうなっているか知りませんでしたので、こまめに水は補充しておいた方が良いかなぁと考えました。
 水3L持つと3kgですから重いですね・・・。
 
 眺望を楽しみ、十分に休息した後、10時20分頃陣馬山山頂を出立しました。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 奈良子峠
 10時49分に着きました。

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 明王峠
 10時59分に着きました。
 歩数は13591歩です。

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 明王峠茶屋
 明王峠にはお茶屋さんがあるのですが、残念ながらこの時はお休みでした。
 休憩場がありましたので5分程休憩してから出発しました。
 ここにはトイレも設置されており、10名ほどの方が休憩されていました。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 神奈川県立陣馬相模湖自然公園案内図
 トイレの近くに設置されていました。
 登山地図に比べると詳しくはありませんが、周辺に何があるか大凡判りますね。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 皇紀二千六百年記念造林記念碑恩方村
 底沢峠に至る途中に立ててありました。

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 底沢峠
 11時16分に着きました。

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 本道(関東ふれあいの道)と堂所山へ至る道の分岐
 ちょっと寄り道ですが、それほど離れていない様ですので左の道を行って堂所山に行ってみる事にしました。
 せっかくだから俺はこの赤の扉、もとい堂所山に寄ってみるぜ!

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 堂所山山頂
 標高731mです。
 11時34分に到着しました。
 ここまで16093歩です。
 私の他3名の方が休息されていました。
 ベンチはありますけど、茶屋もトイレも無く、他の山の山頂に比べると寂しいです。
 登ってくるのにかなり疲れたので、ここでも5分程休憩しました。

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 堂所山三角点
 これがあると山頂って感じがしますね。

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 堂所山山頂からの眺望
 堂所山山頂は木々に覆われていて見晴らしは良くありません。
 僅かに伐採された隙間から見渡せましたが、やはりこの日は曇で霞んでいました。

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 堂所山からの下山路
 関東ふれあいの道に向かって下っていきましたが、勾配が急で、落ちてた木しか持って無い私には結構きつかったです。
 トレッキングポールが有れば・・・。

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 白沢峠
 11時57分に到着しました。
 白沢峠を示す標識は見あたりませんが、良く道標を見ますと・・・。
登山:陣馬山~高尾山縦走
 「白沢峠(跡地)」の文字が!
 これ、どういう事なの?
 と思いましたが、後日他の方のブログでどうしてこうなのかの研究が載っていてとても納得しました。

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 送電鉄塔
 木の隙間から僅かに見えます。
 これが見えたら景信山までもう少しです。

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 景信山山頂
 標高727.1mです。
 12時34分に到着しました。
 ここまで21012歩です。

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 景信山三角点
 ここで記念撮影される方が多かったです。

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 景信山山頂の休息所
 ここには2軒のお茶屋さんとトイレがあり、沢山の方が休憩されていました。

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 三角点かげ信小屋
 景信山山頂のお茶屋さんです。
 直前の急坂で大分汗をかきましたので、クールダウンの為にかき氷を食べたい所でしたが、かき氷はやってないとの事で代わりに氷アイス「サクレレモン」を食べました。
 ここの店員さんが気さくな方で、八王子のハイキングマップを頂いたり色々と教えて貰ったりとありがたい限りです。

 直前の急な坂で大分疲れたのと、昼時でしたので、30分程大休止して食事を採り、13時16分頃景信山山頂を後にしました。

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 景信山山頂からの眺望
 山頂東側の見晴らしはかなり良いのですが、天候の関係で霞んでしまっていますね。

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 景信山から少し進んだ場所からの眺望
 こちらも残念ながら霞んでいます。

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 小仏峠
 13時50分に到着しました。
 ここまで24488歩です。
 この付近にもベンチが幾つかあって、数名の方が休息されていました。

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 「明治天皇小佛峠御小休所阯及御野立所」碑
 小仏峠から高尾山方面に5分程進んだ所にあります。

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 小仏城山山頂
 標高670.3mです。
 14時21分に到着しました。
 ここまで26063歩です。

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 天狗像
 頂上の標柱の横に立てられています。
 これも陣馬山の白馬像の様な観光シンボルなんでしょうかね?

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 小仏城山山頂からの眺望
 ここからの眺めも最高でした。

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 ジャンボかき氷
 山頂のお茶屋さんで頂きました。
 確か500円です。
 正式な味の名前忘れちゃったのですが確か抹茶金時味?でしたっけ?
 なんでもこの日から開始されたメニューらしいです。
 凄まじい迫力ですね。
 氷に隠れて見えませんが、中に小豆もたっぷり入っています。
 ほてった体も忽ちクールダウンですよ。
 しかし、行く先々で氷食べてますね。
 ここのが一番迫力有りましたけど。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 山頂付近の道標
 小仏城山は陣馬山方面や高尾山方面だけでなく、相模湖方面や大洞山へ続く道の分岐点にもなっています。

 しばしかき氷を食べつつ休憩し、14時45分頃小仏城山を後にしました。

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 一丁平
 15時10分頃到着しました。
 一丁平は展望台になっていていて、数名の方が景色を楽しんでいらっしゃいました。

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 一丁平からの眺望
 完全に晴れていればとても良い景色なんでしょうね・・・。

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 紅葉台便所
 15時41分に着きました。
 陣馬山~高尾山の間は茶屋もトイレも沢山あります。
 兵站が整備されて非常に歩きやすいですね。

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 もみじ台
 15時54分に着きました。
 この辺りは紅葉の時期に来るととても奇麗だとの事で、是非その頃にもう一度来てみたいですね。

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 奥高尾細田屋
 もみじ台にあるお茶屋さんです。
 今回は小仏城山でたらふくかき氷を食べたのと、高尾山が目前な為、スルーさせて頂きました。

登山:陣馬山~高尾山縦走
登山:陣馬山~高尾山縦走
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 高尾山山頂
 そして4時5分、高尾山の頂上に到着しました。
 ここまで30999歩でした。
 いやー長かったですわー・・・ってまだ終わりじゃないのよ。
 これから下山するのよ・・・。
 標高599.03m、高尾山口駅が190mなので、まだ409.03mも下るんかい・・・。

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 高尾山山頂からの眺望
 二度目ですが、一応頂上からの眺望も楽しんでおきましょう。
 曇ってて富士山とか見えませんけどね・・・。

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 山頂の広場
 前に来た時には山頂が人だらけで休憩出来る場所を探すのに一苦労だったんですけど、夕方だとこんなにもガラガラなんですね。
 まあ、この日は午後から弱雨の予報が出てた事も影響してるのでしょう。
 お店で何か買おうかと思いましたけど、もう店じまいの最中なんで気が引けたので何も買いませんでした。
 この時点で飲み水も行動食もそれなりに残っていましたので問題無しでしたしね。

 さて、大詰めの高尾山下山でどのルートを通るべきかですが、前回1号路と6号路は通りましたので、まだ未踏である稲荷山コースを通って下山する事にしました。
 実の所、万が一高尾山に達した時に日が暮れてしまった場合は、照明の沢山ある1号路を通って帰るつもりでいましたが、この時点で4時15分、これなら日暮れまで2時間はあるので下り大体70分とされている稲荷山コースも余裕だろうと考えておりました・・・。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 稲荷山コースの木の橋
 山頂から少し下った所で差し掛かります。

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 稲荷山山頂のトイレ
 16時57分に着きました。
 ここにはあずまやとトイレがありますが、トイレは閉鎖されて使えませんでした。
 一応この辺りが稲荷山の山頂らしいのですが、標識等が無いので何処が明確なピークかは判りませんでした。
 こうした休息所には誰かしら他の人が居るものですが、午後5時近くなので誰も居なくてちょっと不気味でした。

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 稲荷山山頂からの眺望を説明する掲示
 晴れていると新宿や池袋の高層ビル、更には遠く筑波山まで見えるそうです。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 稲荷山山頂からの眺望
 筑波山は見えませんが、麓の道くらいならなんとか・・・。

 と、稲荷山山頂に着いたあたりで左膝に痛みが走りだし、忽ち激痛に変わっていきました。
 陣馬山からずっと下り坂ばかりでしたので、膝が限界に来たみたいです。
 高尾山の頂上に着いた時点では何ともなかったのですが・・・。
 しばらく休んでエアーサロンパスを吹き掛けたりしてみましたけど、改善しません。
 どうしたものかと思いましたけど、こんな所で止まってても日が暮れてしまいますので、歩き出す事に・・・。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 午後5時すぎ、誰も居ない稲荷山コースをびっこを引きながら歩く私、なんか哀愁漂いますねぇ・・・。
 2人か3人程すれ違ったり追い抜かれたりはしましたけど、ほぼ誰も居ませんよ。
 山賊とか出てきたらどうしよう。(出ねーよそんなの!)

 登山:陣馬山~高尾山縦走
 稲荷山コース入り口
 えっちらおっちら足を引きづって漸く5時55分頃到着しました。
 ここまで38704歩でした。
 なんとか日が暮れる前に人里に戻って来れましたが、こういう感じで足が故障する事も有るという事を学びました。
 時間に余裕を持つ事と万が一のヘッドライトは必携ですね。

 登山:陣馬山~高尾山縦走
 ケーブルカー高尾山駅
 稲荷山コース入り口のすぐ目の前はケーブルカーの高尾山駅です。
 この時間、下山してくる乗客はあまり居ませんでしたが、ビアガーデンに向かう為に乗る乗客がかなり居ました。
 この日は近くで花火大会もあり、その影響もあった様です。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 既に閉店しているお土産屋
 麓のお土産屋さんも軒並み午後5時で閉まってしまう様です。
 お蕎麦とか食べたかったんですけどね・・・。
 あまりにも疲れたので駅前のベンチでしばらく休憩していきました。

登山:陣馬山~高尾山縦走
登山:陣馬山~高尾山縦走
 高尾山駅前のむささび像
 モモンガじゃないよ。(笑)
 前回のヤマノススメ聖地巡礼の際に撮り忘れましたので。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 京王線高尾山口駅
 18時11分に着きました。
 ここまで39512歩でした。
 余談ですが、高尾山駅と高尾山口駅と高尾駅は3つとも別の駅なんでややこしいですね。

登山:陣馬山~高尾山縦走
 高尾の湯ふろッぴィ
 汗だくだくでしたので、お風呂に入りたいので高尾の湯ふろッぴィに行きたいのですが、高尾山口からの送迎バスは終わってしまっていたので、高尾山口駅から高尾駅まで向かい、そこから送迎バスでふろッぴィに送って貰い6時45分頃着きました。
 運動した後の温泉は気持ちいいですわ~。
 薬仁湯入ったらあちこちヒリヒリしまくりでした。

 一風呂浴びた後、また送迎バスで高尾駅まで送って貰い、JRを使って帰宅しました。
 途中、駅の階段等で膝が痛み出して結構しんどかったです。
 帰宅した際、万歩計の歩数は43058歩でした。
 

 翌日、左膝を傷めたのでかなり痛かったです。
 両足の足首、ふくらはぎ、太もも激しく筋肉痛でした。
 この日、こないだ亡くなった犬ちゃんの法事(←私からしたら家族ですが、客観的に見てなんて贅沢な犬ちゃんでしょう。)でお寺さんに行きましたけど、床几が無かったら死んでましたね。

 今回、時間にして約10時間、距離にして19.4Km超、最大高度差664.8mを縦走しました。
 正直割ときつかったのですが、大体今の自分の限界がこの位であるという事は判りました。
 もう時間と距離だけなら富士山に大手を掛けた気がするのですが、実は今回の縦走、陣馬山から高尾山に向かったので、下り坂の方が多かったのです。
 逆ルートで上り坂が多かったらまた違った様相だったと思います。
 今度は是非逆ルートでどうなるか試してみたいです。
 あと、今回、トレッキングポールを持っていきませんでした。
 なので、落ちていた木で代用しましたが、やはり杖があるのと無いのとでは大分違うという事が身に染みました。
 次回の登山までにはトレッキングポールを調達しようと思います。
 来月またヤマノススメの聖地巡礼に行きますけど、今度行く所はこれに比べたら大分楽だと思います。
 いずれは富士山とか登ってみたいので、それまでに色々と経験を積んでおきたいと思います。



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Posted by ミュラー at 02:00│Comments(0)登山
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