2015年07月30日
ヤマノススメ聖地巡礼 in 土合駅&谷川岳周辺
にゃんぱすー(挨拶)
7月11日(土)はアホカリをサボってヤマノススメの聖地巡礼の為に谷川岳に登ってきました。
絶好の登山日和で、私の生涯印象に残る登山だったと思います。
それに先だって6月21日(日)には下見と谷川岳そのもの以外の聖地巡礼として、土合駅を見学して谷川岳ロープウェイ周辺を視察してきましたので、まずはそっちの日記を書いてみます。
谷川岳登山日記はいずれ書く・・・と思います。
ミリタリー登山という訳では無いのでミリタリーとは何も関係無いですけど、まあ、私の日記はよろずなんでお許し下さいませ。(^^;)
元々、ヤマノススメに感化されて登山を始めた訳ですが、富士山登山をクリアした我々山岳猟友会(笑)の最終目標は谷川岳登山でした。
山小屋の予約が満員できなかったので、限られた時間で谷川岳登頂をせねばならず、ルートから計算した所、とても土合駅で時間を潰している余裕が無い事が判明しましたので、それだったら視察を兼ねて、事前に行ってしまえという事になって、6月21日(日)に土合駅他を見て廻る事にしました。
当日は、朝6時頃に車で家を出て、友達と合流してから土合に向かいました。
途中、何度か拘束のPA等で休息してからまったりと水上の方に向かいました。
谷川岳ドライブイン
土合駅の直前にあるレストランとお土産屋さん等がある施設です。
ここで休憩してから土合駅に向かいました。
土合駅には9時半ちょっと前に着きました。
温度計で気温を測りましたけど、16℃位で少し肌寒かったです。
土合駅
JR東日本上越線の無人駅です。
ヤマノススメの聖地ですね。(笑)
今回の主目的はこの駅を見学する事です。
駅前は駐車場になっています。
なんか、写真撮してないですけど、ロープウェイから帰って来た時にキャンプしてる人とか居ました。(^^;)
JR東日本土合駅の看板
水上方面へのバス待合所
特徴的な駅舎ですね。
道を挟んだ向こう側も駐車スペースがあります。
駅前の駐車スペースには何台か車が停められていました。
土合ハウス
駅に隣接する宿泊施設です。
駅前の廃屋
駅の目の前にある廃屋です。
廃屋に入らない様にとの注意書きが・・・。
まむしが出る様です。((;゚Д゚)
土合駅のトイレ
冷暖房完備になっているので、ここで宿泊する人も居る様です。(^^;)
ヤマノススメの聖地とあって、色々と写真を写してから構内に入りました。
駅構内
無人駅なので誰も居ません。
お客さんも我々だけでした。
ヤマノススメセカンドシーズン第21話の聖地なのでテンションが上がりますよね。
天井には謎の照明が。
構内には色々な物が。
ヤマノススメの劇中に出てきた注意喚起に啓示
ここなちゃんが指さしてましたね。(^^)
警ら箱って何ですかね?
登山届が収納されている筆記台
楓さんが登山届を書いていましたね。
机の部分をめくると登山届と筆記用具が収納されています。
登山届
今日は登山はしませんので届け出しませんけど、折角なので写真を撮らせて頂きました。
待合室
構内に入った左側には待合室があります。
中はこんな感じで椅子が幾つもあります。
火を使ったり無断で電気を使ったりする人が居るんでしょうね。(^^;)
冬場とか構内とかホームでキャンプしてる人とか居るらしいですし・・・。
乗車駅証明書発券装置
あとで入場料の精算をするので、これで乗車駅証明書を発券してもらいます。
乗車駅証明書
後で精算の時に使います。
乗車駅証明書を発行してもらい入場します。
この曲がり角を曲がって生きて帰って来た者はいない・・・とかだったら恐いですね。
幽霊の目撃談がある不気味な通路です。
一人だったら恐いかも・・・。
窓越しに駐車スペースが見えます。
薄暗い通路を進むとちょっとした階段があるので下ります。
更に通路・・・。
まるでダンジョンです・・・。
いきなり謎の障害物が・・・。
と思ったら、これは地下ホームの列車通過時の地上への突風を緩衝する風除けなんだそうです。
更に通路は続き、この後は階段です。
何段あるか判らない階段が・・・。
先が見えません・・・。
ここをひたすら下ります。
やっとこさ先が見えてきました・・・。
漸くホームです。
漸くホームに着きましたけど、誰も居ませんでした。
地上が16℃位で少し肌寒かったのですが、ホームは更に寒かったです。
何か羽織ってくれば良かったと後悔しました。(^^;)
誰も居ないホームで寂しいです。
しかも寒い・・・。
折角なのでホームをパシャパシャ撮してみました。
ホームの待合室
待合室の上の所に貼られたプレート
昭和42年10月15日に出来た様です。
待合室には誰も居ません。
折角だから中も撮ってきました。
運転事務室
待合室の隣にあります。
運転事務室も誰も居ません。
土合下り配電室
ここはさらに隣です。
入れません。
トイレ
更に隣はトイレです。
トイレの脇からトンネルの先(土樽方面)を覗くとこんな感じです。
進入できない使われてないホームが続いています。
こちらは使われている方のホームです。
線路の向こうに消火器が。
しかし、何故にレールが?
ホームの先端(土樽方面)
土樽方面を望む。
ホームの先端(土樽方面)から湯檜曽方面に振り返る。
丁度、湯檜曽方面から電車が来ました。
一通りカメラに写したのでホームを後にする事にしました。
出口
今度はここを登るのかと思うとちょっと辟易してしまいます。(^^;)
先が微かに見えますね。
あそこまで登るんですよ。
ちょっとした登山ですね・・・。(^^;)
「ようこそ「日本一のモグラ駅へ」」の看板
標高差が70.7mあるそうです。
どうかしてます。(笑)
階段脇の溝は上から水が流れてきています。
この溝はエスカレーターの設置の為のスペースなんだそうです。
てっきり雨水を逃がす為の物だと思ってしまいました。
まるで小川ですね。
途中には休憩用の椅子が設置されています。
「水上地区まちづくり協議会」と書かれたプレートが貼ってあります。
更に椅子が・・・。
地上に近づいてはいますけど・・・。
もう一つ椅子。
疲れたので休憩しますかね・・・。
出口まであと200m・・・。
もう地上まであと少しです。
地上に着きました。
「ようこそ土合駅へ」
って、私達、土合駅から来たんですけどね。(^^;)
「この先階段462段」
まだ462段もあるみたいに誤解してしまいますが、ここを上がりきった時点で462段の様ですね。
階段の最上段にも休憩用の椅子があります。
連絡通路のプレート
連絡通路の脇に付いています。
先ほども通った連絡通路です。
連絡通路の窓からは下に流れる川が見えます。
こちらは下流、水上方面です。
こちらは上流、谷川岳の方向です。
風除けの所まで辿り着きました。
ドアをくぐればあと少しです。
あと、改札口まで143メートル、階段2ヶ所で24段です。
がんばります!
再びダンジョンに!(笑)
あと100m!
ずんずん進みます。
そして最期の曲がり角・・・。
そこを曲がると・・・。
改札口です!
改札口
「無人改札」ですが、「自動改札」ではありません。
きっぷ入れ
ここに切符を入れるんですね。
まだ地上の上りホームを見てないので、このまま改札を出ずに地上ホームも見学してく事にしました。
ヤマノススメでは描写されてませんけど、折角なので見ておきます。
地上ホームへと続く通路
こちらは地下ホームへの通路に比べたら断然近いです。
なにやら左側に個室的な物があります。
中は展望室でした。
前
左
右
地上ホームが見えますね。
この展望室っぽい小部屋は何の為にあるんでしょうかね?
特に眺望が良いという訳でもありませんが、何かを監視する為にあるのでしょうか?
謎です。
小部屋を出て地上ホームに向かいます。
謎の鉄棒
これは何でしょうかね?
すぐ突き当たりで左のドアから外に出ます。
地上ホーム
上りの地上ホームです。
元々は複線でレールが敷いてあった形跡がありますが、今は一番外側にしかレールが敷かれていませんので、レールを跨ぐ事なく地上ホームには行けます。
振り向いて駅舎の方を見てみるとこんな感じです。
坂道を登ってホームに。
海抜665メートルなんだそうです。
地上ホームの待合室
地上ホームにも待合室があります。
でもトイレは無いですね。
折角なので中も撮しておきました。
何かの倉庫ですかね?
風情がありますよね。
ホームの先端です。(湯檜曽方面)
湯檜曽方面を望む。
駅舎の方に振り返ります。
地上ホームから駅舎の出入り口を見ます。
土樽方面を望む。
さて、帰りましょうか。
改札まで戻って来ました。
11時半頃まで実に2時間余りも土合駅を見学してしまいました。
その後、この日はロープウェイは点検中で運休でしたが、聖地巡礼なので、ロープウェイの乗り場まで、ヤマノススメであおい達が歩いたルート(国道291号、清水街道)を歩いてみる事にしました。
では、谷川岳へ向かってレッツゴーです。
まずは、先ほど通った地下迷宮もとい地下ホームへの通路をくぐります。
あおい達もくぐってましたね。
踏切が見えて来ました。
この踏切、ヤマノススメでは川の向こうからのアングルで描写されていましたけど、川の向こうには行けませんし、あれ、どうやって資料の撮影とかしたんですかね?
更に進むと土合橋が見えてきます。
土合橋です。
土合橋から見える川の風景です。
滝が奇麗ですね。
群馬県指定天然記念物ユビソヤナギ群落の解説が書かれた掲示板
土合橋からちょっと進んだ所にあります。
蓮峠方面(新道)への分岐点
ここであおい達が休憩していましたね。
遠く蓮峠までは行こうと思いませんけど、いつか一ノ倉沢出合を通って帰って来るルートは行ってみたいです。
しばらく進むとスノーシェッドが見えて来ます。
ここもあおい達が歩いていましたね。
このスノーシェッドからは、さきほどまで居た土合駅を望む事が出来ます。
漸くスノーシェッドを抜けました。
「上信越高原国立公園谷川岳登山口」の碑
スノーシェッドを抜けたすぐ脇に建てられています。
ここいらは駐車場なんですかね?
谷川岳遭難者慰霊碑群
さらに進むと、谷川岳で遭難された方の慰霊碑が建ち並ぶ開けた場所に差し掛かります。
慰霊塔
中央には慰霊塔があります。
あおい達も手を合わせていましたね。
私達も犠牲になられた方々のご冥福をお祈りさせて頂きました。
脇には犠牲になられた方のお名前が刻まれた祈念碑があります。
谷川岳は世界で一番遭難死者・行方不明者を出している山で、その数は800名以上に及びます。
亡くなられた方のお名前は年度毎に分けて書かれていますが、去年も4名の方のお名前が刻まれていました・・・。
他にも様々な慰霊碑等が建ち並んでいます。
慰霊碑のある場所からまた更に歩いて行きますと、谷川岳ロープウェイの土合口駅が見えて来ます。
この日はロープウェイが点検中で動いておりませんので、土合口駅に併設された谷川岳ベースプラザだけ視察していく事にしました。
谷川岳ベースプラザ
谷川岳ロープウェイの土合口駅に併設されている施設で、駐車場、ロッカー、売店、レストラン、等があります。
実は、ここにも登山届けを出すポストがあるので、土合駅ではなくて、ここで登山届けを出すこ事も可能です。
でも、ヤマノススメリエナクト的には土合駅で出すのが正解でしょう。(笑)
谷川岳ベースプラザで少し休んだ後、まだ正午になったばかりで時間が全然余っているので、谷川岳ベースプラザからちょっと歩いた所にある谷川岳山岳資料館に行く事にしました。
ベースプラザを出た辺りで急に雨雲が出てきて降り出して来てしまいましたので、ロープウェイの先の天神平は見えません。
谷川岳山岳資料館
谷川岳ベースプラザから車道をほんのちょっと登った所にあります。
資料館は2階建てで、偉大な登山者達の軌跡や古い山岳装備、ヒマラヤ・チベット関連の展示、高山植物や動物の写真、剥製等が展示されていました。
写真は撮し忘れましたが、36kgの旧式装備(キャンバスや革で出来ている)があって、背負う体験が出来るのですが、背負おうとしてもビクともしませんでした。
無理すれば持ち上げること位は出来たかも知れませんけど、行動はとてもじゃないけど無理ですね。(^^;)
一通り見学して、午後1時頃に資料館を後にしました。
ずんずんと来た道を戻ります。
例のおじぞうさん
アニメ版ヤマノススメセカンドシーズン21話で出てくるお地蔵さんなのですが、行きの際には見つける事が出来ず、帰りがけに見つけました。
蓮峠方面(新道)への分岐点のちょっとい手前にあったのですね。
ちょっと草が生い茂った所にあるので見落としていました。
土合駅に帰ってきてしばし休憩と歓談の後、2時位に遅い昼ご飯にしました。
本日の食事
単なる視察で来ましたけど、せめて登山気分を味わいたいのでお湯を沸かしていつも登山で食べてる感じの食事にしました。
雨が降っていたので、車の荷台のドアを屋根にしてストーブを使いました。
駅周辺では話たち以外の何人かの方もストーブを使って食事をされていました。
土合駅の駐車場はちょっとしたキャンプ場の様です。
食事を済ませた後、土合駅の入場料を精算しに車で水上駅に向かいました。
水上駅
午後3時位に着きました。
土合駅は無人駅でしたので、こちらで入場料を精算します。
温泉街なので駅前は大勢の観光客で賑わっていました。
土合駅とは偉い違いですね。
ナカヨシ
家族にお土産でも買ってくかねーと偶々入ったお土産屋さんですが、ここのご主人に小一時間もとても為になるお話しをお聞かせ頂きました。
とてもありがたかったです。
ナカヨシの店内にはご主人が撮られた写真が展示されています。
某所でトイレのドアを開けたら小熊が居た話など、沢山面白いお話しをお聞かせ頂きました。(^^)
お土産を買い込み、水上を後にして、一風呂浴びに温泉施設へ向かいました。
湯テルメ谷川
午後4時10分頃に到着しました。
水上から群馬県道252号線(水上停車場谷川線)を車で10分位の所にある温泉施設です。
谷川岳からいわお新道を使って下山してくると、この温泉施設に出てくるのですが、私達は車で来ました。
ここで一風呂浴びて、帰路に付きました。
帰りに夕御飯を何処で食べようか決めていませんでしたが、帰りに使ったインターチェンジに面白いラーメン屋があるというので、そこで食事をしていく事にしました。
チャーシュー力
初めて来たラーメン屋さんです。
「ブッチャー」(なんかメニューが全てプロレス関連らしい)っていうメニューのラーメン食べましたけど、凄い量な上、凄まじい肉厚のチャーシューでビックリしました。
とても美味しかったです。(^^)
その後、友達を家まで送ってから解散しました。
その際、友達の家の付近で、初めて肉眼でハクビシンを目撃してしましました。
最近は民家の近くにもハクビシンが現れるんですね。
これで、土合駅と谷川岳ロープウェイの駅周辺の聖地巡礼は済ませましたので、 あとは谷川岳に登るだけとなりました。
その後、7月12日(日)に見事谷川岳登頂を果たすのですが、そちらの日記も是非後日書きたいと思います。
7月11日(土)はアホカリをサボってヤマノススメの聖地巡礼の為に谷川岳に登ってきました。
絶好の登山日和で、私の生涯印象に残る登山だったと思います。
それに先だって6月21日(日)には下見と谷川岳そのもの以外の聖地巡礼として、土合駅を見学して谷川岳ロープウェイ周辺を視察してきましたので、まずはそっちの日記を書いてみます。
谷川岳登山日記はいずれ書く・・・と思います。
ミリタリー登山という訳では無いのでミリタリーとは何も関係無いですけど、まあ、私の日記はよろずなんでお許し下さいませ。(^^;)
元々、ヤマノススメに感化されて登山を始めた訳ですが、富士山登山をクリアした我々山岳猟友会(笑)の最終目標は谷川岳登山でした。
山小屋の予約が満員できなかったので、限られた時間で谷川岳登頂をせねばならず、ルートから計算した所、とても土合駅で時間を潰している余裕が無い事が判明しましたので、それだったら視察を兼ねて、事前に行ってしまえという事になって、6月21日(日)に土合駅他を見て廻る事にしました。
当日は、朝6時頃に車で家を出て、友達と合流してから土合に向かいました。
途中、何度か拘束のPA等で休息してからまったりと水上の方に向かいました。
谷川岳ドライブイン
土合駅の直前にあるレストランとお土産屋さん等がある施設です。
ここで休憩してから土合駅に向かいました。
土合駅には9時半ちょっと前に着きました。
温度計で気温を測りましたけど、16℃位で少し肌寒かったです。
土合駅
JR東日本上越線の無人駅です。
ヤマノススメの聖地ですね。(笑)
今回の主目的はこの駅を見学する事です。
駅前は駐車場になっています。
なんか、写真撮してないですけど、ロープウェイから帰って来た時にキャンプしてる人とか居ました。(^^;)
JR東日本土合駅の看板
水上方面へのバス待合所
特徴的な駅舎ですね。
道を挟んだ向こう側も駐車スペースがあります。
駅前の駐車スペースには何台か車が停められていました。
土合ハウス
駅に隣接する宿泊施設です。
駅前の廃屋
駅の目の前にある廃屋です。
廃屋に入らない様にとの注意書きが・・・。
まむしが出る様です。((;゚Д゚)
土合駅のトイレ
冷暖房完備になっているので、ここで宿泊する人も居る様です。(^^;)
ヤマノススメの聖地とあって、色々と写真を写してから構内に入りました。
駅構内
無人駅なので誰も居ません。
お客さんも我々だけでした。
ヤマノススメセカンドシーズン第21話の聖地なのでテンションが上がりますよね。
天井には謎の照明が。
構内には色々な物が。
ヤマノススメの劇中に出てきた注意喚起に啓示
ここなちゃんが指さしてましたね。(^^)
警ら箱って何ですかね?
登山届が収納されている筆記台
楓さんが登山届を書いていましたね。
机の部分をめくると登山届と筆記用具が収納されています。
登山届
今日は登山はしませんので届け出しませんけど、折角なので写真を撮らせて頂きました。
待合室
構内に入った左側には待合室があります。
中はこんな感じで椅子が幾つもあります。
火を使ったり無断で電気を使ったりする人が居るんでしょうね。(^^;)
冬場とか構内とかホームでキャンプしてる人とか居るらしいですし・・・。
乗車駅証明書発券装置
あとで入場料の精算をするので、これで乗車駅証明書を発券してもらいます。
乗車駅証明書
後で精算の時に使います。
乗車駅証明書を発行してもらい入場します。
この曲がり角を曲がって生きて帰って来た者はいない・・・とかだったら恐いですね。
幽霊の目撃談がある不気味な通路です。
一人だったら恐いかも・・・。
窓越しに駐車スペースが見えます。
薄暗い通路を進むとちょっとした階段があるので下ります。
更に通路・・・。
まるでダンジョンです・・・。
いきなり謎の障害物が・・・。
と思ったら、これは地下ホームの列車通過時の地上への突風を緩衝する風除けなんだそうです。
更に通路は続き、この後は階段です。
何段あるか判らない階段が・・・。
先が見えません・・・。
ここをひたすら下ります。
やっとこさ先が見えてきました・・・。
漸くホームです。
漸くホームに着きましたけど、誰も居ませんでした。
地上が16℃位で少し肌寒かったのですが、ホームは更に寒かったです。
何か羽織ってくれば良かったと後悔しました。(^^;)
誰も居ないホームで寂しいです。
しかも寒い・・・。
折角なのでホームをパシャパシャ撮してみました。
ホームの待合室
待合室の上の所に貼られたプレート
昭和42年10月15日に出来た様です。
待合室には誰も居ません。
折角だから中も撮ってきました。
運転事務室
待合室の隣にあります。
運転事務室も誰も居ません。
土合下り配電室
ここはさらに隣です。
入れません。
トイレ
更に隣はトイレです。
トイレの脇からトンネルの先(土樽方面)を覗くとこんな感じです。
進入できない使われてないホームが続いています。
こちらは使われている方のホームです。
線路の向こうに消火器が。
しかし、何故にレールが?
ホームの先端(土樽方面)
土樽方面を望む。
ホームの先端(土樽方面)から湯檜曽方面に振り返る。
丁度、湯檜曽方面から電車が来ました。
一通りカメラに写したのでホームを後にする事にしました。
出口
今度はここを登るのかと思うとちょっと辟易してしまいます。(^^;)
先が微かに見えますね。
あそこまで登るんですよ。
ちょっとした登山ですね・・・。(^^;)
「ようこそ「日本一のモグラ駅へ」」の看板
標高差が70.7mあるそうです。
どうかしてます。(笑)
階段脇の溝は上から水が流れてきています。
この溝はエスカレーターの設置の為のスペースなんだそうです。
てっきり雨水を逃がす為の物だと思ってしまいました。
まるで小川ですね。
途中には休憩用の椅子が設置されています。
「水上地区まちづくり協議会」と書かれたプレートが貼ってあります。
更に椅子が・・・。
地上に近づいてはいますけど・・・。
もう一つ椅子。
疲れたので休憩しますかね・・・。
出口まであと200m・・・。
もう地上まであと少しです。
地上に着きました。
「ようこそ土合駅へ」
って、私達、土合駅から来たんですけどね。(^^;)
「この先階段462段」
まだ462段もあるみたいに誤解してしまいますが、ここを上がりきった時点で462段の様ですね。
階段の最上段にも休憩用の椅子があります。
連絡通路のプレート
連絡通路の脇に付いています。
先ほども通った連絡通路です。
連絡通路の窓からは下に流れる川が見えます。
こちらは下流、水上方面です。
こちらは上流、谷川岳の方向です。
風除けの所まで辿り着きました。
ドアをくぐればあと少しです。
あと、改札口まで143メートル、階段2ヶ所で24段です。
がんばります!
再びダンジョンに!(笑)
あと100m!
ずんずん進みます。
そして最期の曲がり角・・・。
そこを曲がると・・・。
改札口です!
改札口
「無人改札」ですが、「自動改札」ではありません。
きっぷ入れ
ここに切符を入れるんですね。
まだ地上の上りホームを見てないので、このまま改札を出ずに地上ホームも見学してく事にしました。
ヤマノススメでは描写されてませんけど、折角なので見ておきます。
地上ホームへと続く通路
こちらは地下ホームへの通路に比べたら断然近いです。
なにやら左側に個室的な物があります。
中は展望室でした。
前
左
右
地上ホームが見えますね。
この展望室っぽい小部屋は何の為にあるんでしょうかね?
特に眺望が良いという訳でもありませんが、何かを監視する為にあるのでしょうか?
謎です。
小部屋を出て地上ホームに向かいます。
謎の鉄棒
これは何でしょうかね?
すぐ突き当たりで左のドアから外に出ます。
地上ホーム
上りの地上ホームです。
元々は複線でレールが敷いてあった形跡がありますが、今は一番外側にしかレールが敷かれていませんので、レールを跨ぐ事なく地上ホームには行けます。
振り向いて駅舎の方を見てみるとこんな感じです。
坂道を登ってホームに。
海抜665メートルなんだそうです。
地上ホームの待合室
地上ホームにも待合室があります。
でもトイレは無いですね。
折角なので中も撮しておきました。
何かの倉庫ですかね?
風情がありますよね。
ホームの先端です。(湯檜曽方面)
湯檜曽方面を望む。
駅舎の方に振り返ります。
地上ホームから駅舎の出入り口を見ます。
土樽方面を望む。
さて、帰りましょうか。
改札まで戻って来ました。
11時半頃まで実に2時間余りも土合駅を見学してしまいました。
その後、この日はロープウェイは点検中で運休でしたが、聖地巡礼なので、ロープウェイの乗り場まで、ヤマノススメであおい達が歩いたルート(国道291号、清水街道)を歩いてみる事にしました。
では、谷川岳へ向かってレッツゴーです。
まずは、先ほど通った地下迷宮もとい地下ホームへの通路をくぐります。
あおい達もくぐってましたね。
踏切が見えて来ました。
この踏切、ヤマノススメでは川の向こうからのアングルで描写されていましたけど、川の向こうには行けませんし、あれ、どうやって資料の撮影とかしたんですかね?
更に進むと土合橋が見えてきます。
土合橋です。
土合橋から見える川の風景です。
滝が奇麗ですね。
群馬県指定天然記念物ユビソヤナギ群落の解説が書かれた掲示板
土合橋からちょっと進んだ所にあります。
蓮峠方面(新道)への分岐点
ここであおい達が休憩していましたね。
遠く蓮峠までは行こうと思いませんけど、いつか一ノ倉沢出合を通って帰って来るルートは行ってみたいです。
しばらく進むとスノーシェッドが見えて来ます。
ここもあおい達が歩いていましたね。
このスノーシェッドからは、さきほどまで居た土合駅を望む事が出来ます。
漸くスノーシェッドを抜けました。
「上信越高原国立公園谷川岳登山口」の碑
スノーシェッドを抜けたすぐ脇に建てられています。
ここいらは駐車場なんですかね?
谷川岳遭難者慰霊碑群
さらに進むと、谷川岳で遭難された方の慰霊碑が建ち並ぶ開けた場所に差し掛かります。
慰霊塔
中央には慰霊塔があります。
あおい達も手を合わせていましたね。
私達も犠牲になられた方々のご冥福をお祈りさせて頂きました。
脇には犠牲になられた方のお名前が刻まれた祈念碑があります。
谷川岳は世界で一番遭難死者・行方不明者を出している山で、その数は800名以上に及びます。
亡くなられた方のお名前は年度毎に分けて書かれていますが、去年も4名の方のお名前が刻まれていました・・・。
他にも様々な慰霊碑等が建ち並んでいます。
慰霊碑のある場所からまた更に歩いて行きますと、谷川岳ロープウェイの土合口駅が見えて来ます。
この日はロープウェイが点検中で動いておりませんので、土合口駅に併設された谷川岳ベースプラザだけ視察していく事にしました。
谷川岳ベースプラザ
谷川岳ロープウェイの土合口駅に併設されている施設で、駐車場、ロッカー、売店、レストラン、等があります。
実は、ここにも登山届けを出すポストがあるので、土合駅ではなくて、ここで登山届けを出すこ事も可能です。
でも、ヤマノススメリエナクト的には土合駅で出すのが正解でしょう。(笑)
谷川岳ベースプラザで少し休んだ後、まだ正午になったばかりで時間が全然余っているので、谷川岳ベースプラザからちょっと歩いた所にある谷川岳山岳資料館に行く事にしました。
ベースプラザを出た辺りで急に雨雲が出てきて降り出して来てしまいましたので、ロープウェイの先の天神平は見えません。
谷川岳山岳資料館
谷川岳ベースプラザから車道をほんのちょっと登った所にあります。
資料館は2階建てで、偉大な登山者達の軌跡や古い山岳装備、ヒマラヤ・チベット関連の展示、高山植物や動物の写真、剥製等が展示されていました。
写真は撮し忘れましたが、36kgの旧式装備(キャンバスや革で出来ている)があって、背負う体験が出来るのですが、背負おうとしてもビクともしませんでした。
無理すれば持ち上げること位は出来たかも知れませんけど、行動はとてもじゃないけど無理ですね。(^^;)
一通り見学して、午後1時頃に資料館を後にしました。
ずんずんと来た道を戻ります。
例のおじぞうさん
アニメ版ヤマノススメセカンドシーズン21話で出てくるお地蔵さんなのですが、行きの際には見つける事が出来ず、帰りがけに見つけました。
蓮峠方面(新道)への分岐点のちょっとい手前にあったのですね。
ちょっと草が生い茂った所にあるので見落としていました。
土合駅に帰ってきてしばし休憩と歓談の後、2時位に遅い昼ご飯にしました。
本日の食事
単なる視察で来ましたけど、せめて登山気分を味わいたいのでお湯を沸かしていつも登山で食べてる感じの食事にしました。
雨が降っていたので、車の荷台のドアを屋根にしてストーブを使いました。
駅周辺では話たち以外の何人かの方もストーブを使って食事をされていました。
土合駅の駐車場はちょっとしたキャンプ場の様です。
食事を済ませた後、土合駅の入場料を精算しに車で水上駅に向かいました。
水上駅
午後3時位に着きました。
土合駅は無人駅でしたので、こちらで入場料を精算します。
温泉街なので駅前は大勢の観光客で賑わっていました。
土合駅とは偉い違いですね。
ナカヨシ
家族にお土産でも買ってくかねーと偶々入ったお土産屋さんですが、ここのご主人に小一時間もとても為になるお話しをお聞かせ頂きました。
とてもありがたかったです。
ナカヨシの店内にはご主人が撮られた写真が展示されています。
某所でトイレのドアを開けたら小熊が居た話など、沢山面白いお話しをお聞かせ頂きました。(^^)
お土産を買い込み、水上を後にして、一風呂浴びに温泉施設へ向かいました。
湯テルメ谷川
午後4時10分頃に到着しました。
水上から群馬県道252号線(水上停車場谷川線)を車で10分位の所にある温泉施設です。
谷川岳からいわお新道を使って下山してくると、この温泉施設に出てくるのですが、私達は車で来ました。
ここで一風呂浴びて、帰路に付きました。
帰りに夕御飯を何処で食べようか決めていませんでしたが、帰りに使ったインターチェンジに面白いラーメン屋があるというので、そこで食事をしていく事にしました。
チャーシュー力
初めて来たラーメン屋さんです。
「ブッチャー」(なんかメニューが全てプロレス関連らしい)っていうメニューのラーメン食べましたけど、凄い量な上、凄まじい肉厚のチャーシューでビックリしました。
とても美味しかったです。(^^)
その後、友達を家まで送ってから解散しました。
その際、友達の家の付近で、初めて肉眼でハクビシンを目撃してしましました。
最近は民家の近くにもハクビシンが現れるんですね。
これで、土合駅と谷川岳ロープウェイの駅周辺の聖地巡礼は済ませましたので、 あとは谷川岳に登るだけとなりました。
その後、7月12日(日)に見事谷川岳登頂を果たすのですが、そちらの日記も是非後日書きたいと思います。
タグ :ヤマノススメ
2015年07月29日
ワンダーフェスティバル2015[夏]
2015年7月26日(日)は幕張メッセで行われた「ワンダーフェスティバル2015[夏]」に行って来ました。
私は模型関係にはあまり興味が無いので、いつもまったりと午後に行くのですが、今回はいつもと違って江戸まといさんの「一航戦 加賀さん 海鷲の焼鳥弁当」を予約していましたので、取り置きの期限である午後二時までに行かねばなりませんでした。
なので、午後11時には家を出ねば・・・と思っていましたが、ちょいと遅れて午前11時半頃出立し、1時ちょっと前に現地入りしました。
相変わらず、まったりです。(笑)
会場に着いたらとりあえず、江戸まとい+11分隊さんのスペースに向かいました。
江戸まとい+11分隊さんのスペース
スタッフさんが全員日本海軍の軍装をしてらっしゃってカッチョよかったです。
予約のメールを印刷した物を提出してお代を支払ってお弁当を受領しました。
一航戦 加賀さん 海鷲の焼鳥弁当
カフェオレはおまけに付いてきますが、名刺入れは別売りです。
袋の中身はこんな感じです。
「海軍省」の刻印がイカします。
お弁当箱の中身はこんな感じです。
とても美味しゅうございました。
お弁当箱自体は家に持ち帰って大事に取っておきます。
小物入れとかによさそうです。
当日は、「加賀さん弁当」(左)と「海鷲辨當」(右)の二種類が販売されていました。(「海鷲辨當」はさめさんの)
どちらかと言うと、「海鷲辨當」の方が史実に基づいたメニューでしたけど、私は好みで「加賀さん弁当」の方にしました。
時間を空けて、お弁当が完売した後に江戸まといさんのブースを訪れたら、空母赤城の喇叭や一式陸攻のパーツが展示されていました。
空母赤城搭載信号喇叭
一式陸攻部材通信席
一式陸攻部材操縦席ハッチ
一式陸攻外板日の丸部分 一式陸攻部材風防 一式陸攻羽布暗緑色が残る
一式陸攻外板青竹色が残る
素晴らしい展示でとても勉強になりました。
その他、時間がありましたので閉会までぶらぶらして過ごしました。
ビニール製砲弾
ガルパンに出てくる戦車の砲弾ですね。
1/1サイズなので戦車兵のコスプレとかに使えそうですね。
1/1九二式徹甲弾
どでかくて迫力ありますよね。
欲しいけど、置き場所が無いです。(^^;)
実物の軍用ヘルメットを1/6スケールに縮小してミニチュア化する計画が始動!!
1/6サイズじゃなくて1/1が欲しいです。
どこかで、まともなクオリティーの1/1サイズの出してくれないですかね。
島津豊久
ドリフターズ好きなので思わず撮しました。
すごい迫力です。
アイアンフットF4X “ヘイスティ”
昔の作品でも商品化するのですね。
オッサンなのでオッサンホイホイには填ります。(笑)
閉会後は某所に飲みに行きました。
今月、同じ場所と系列で3回も飲んでますよ。(^^;)
2015年07月24日
ヤマノススメ聖地巡礼 in 富士山
すみません、この日記は今から11ヶ月も前の話です。(笑)
完全に賞味期限が切れていますね。(^^;)
この日記、去年の10月位にUPしようとして途中まで書いてたんですけど、色々と忙しくて完成直前で放置していて今頃のUPとなりました。
年開けてからは完全に忘れていましたわ。(^^;)
今では、富士山はおろか谷川岳も登りましたけど、それはまたいずれ日記にしたいですね。(途中まで書いてある。)
相変わらず軍装登山とかではなくて、ミリタリー要素0の普通の登山の日記ですが、よろしければご覧下さい。
2014年8月2日(土)~3日(日)はヤマノススメの聖地巡礼の為、富士山に登ってきました。
ヤマノススメって何?という方はググって下さい。(笑)
ヤマノススメに感化されて、登山を始めた我が山岳猟友会(何それ?)ですが、やはり登山の最終目標といえば富士山でしょう。
ってか、富士山より上のレヴェルの山は我々の様なニワカ登山者には無理っぽいんで、富士山が一応の目標と定めていました。
殆ど日記には書いてないのですが、一応、富士山を最終目標として1年ちょっとを掛けて、
2013年 6月28日の高尾山から、
2013年 7年27日陣馬山~高尾山、
2013年 9年 7日三つ峠山
2013年10年13日棒ノ峰
2013年11月17日天覧山~多峯主山
2014年 2月 1日小仏~陣馬山
2014年 3月22日筑波山
2014年 4月27日正丸~伊豆ヶ岳~吾野
2014年 5月25日鍋割山~塔ノ岳
2014年 6月21日立山
と、ほぼ毎月登っていました。
そしていよいよ7月19日(土)~20日(日)に富士山に登る予定でしたが、この時は雨で中止になってしまい、仕切り直して8月2日(土)~3日(日)に漸くチャレンジする事になりました。
土曜、日曜と二日間で登りましたけど、宿の予約が取れなかったので弾丸登山で登る事にしました。
アニメ版ではちゃんと宿泊してましたけど聖典(ヤマノススメ3巻)では弾丸登山だったから弾丸登山で良いんだよ。(聖典原理主義者)
って、冗談はさておき、弾丸登山はやめた方が良いです。
辛かったです。(死)
キャラバン グランドキング(Grandking)GK68−03W
この日初投入の登山靴です。
実は私、それまで1年以上も登山していて、登山靴という物を持っていませんでした。
それまではずっとBATESのDELTA-6 GORE-TEX 6-inchで登山していたんですけど、やっぱ登山靴は良いですね。
ミリタリー登山ではないので(じゃあなんでミリブロに日記書くんだ?)無理して「軍装品」を登山に使う必要もなく、登山は「登山用品」で良いのですから、もっと早く買えば良かったです。
あと、こんな感じで行動食のナッツ系お菓子を入れる為にナルゲンボトルも新調しました。
ナルゲンボトルに、
ウサギさんチームのシール貼って、
行動食を入れました。(笑)
8月2日(土)、当日の参加者は私を含めて3人でした。
昼過ぎまでしっかり寝貯めて、15時20分頃に集合して15時43分の中央線青梅行の電車で立川まで行き、そこから中央本線松本行に乗り換えて大月まで行きます。
そこで更に富士急行に乗り換えて富士山駅まで行きます。
途中、三つ峠駅に差し掛かったので停車中に一瞬下車して色々と写真を撮りました。
富士急行は単線で、ちょうど大月方面に向かう電車とのすれ違い待ちだったので、何分か停車していました。
三つ峠山頂
前回は行った時は曇っていて見えませんでしたけど、あんなに高いんですね。
ホームにある達磨石のレプリカ
三つ峠山の登山路にある達磨石のレプリカです。
三つ峠駅ホーム
停車時間の短い間を利用してパシャリ!
三ツ峠登山口の看板
ヤマノススメでも出てきますよね。
去年、聖地巡礼してますけど、目的地でも何でも無いのにテンション上がりますね。(笑)
程なくして電車は走り出し、目的の駅富士山駅に到着しました。
富士山駅
こちらが目的地の駅ですよ。
富士山駅のバス停付近
遥か向こうに富士急ハイランドを望みます。
富士吉田市観光案内所
富士山スバルライン五合目行きのバス停の目の前に在ります。
ここでバスの切符を買う様ですが、私達は直接バスの運転手さんに支払いました。
ちなみにこの時点で気温は23℃ありました。
富士山駅バス停
乗車待ちのお客さんの半数以上が外国人でした。
富士山五合目行きバス乗り場の看板
この5番の乗り口から乗車します。
バスの車窓から望む富士山
夕方で少し曇っていますけど富士山が見えるとテンション上がりますよね。
河口湖駅
途中、富士急行の河口湖駅にも留まります。
駅舎と富士山が同時に見えてステキですね。
ここでも外国人観光客の方が沢山乗り込んできたんですが、何故か素足の人とか居て謎でした。
19時40分頃、富士山スバルライン五合目に着きました。
ここでしばらく時間を潰して体を慣らします。
残念ながらこの時間ですと富士急雲上閣以外のお土産屋さんは皆閉店してしまいました。
なので、富士急雲上閣のレストランで食事を採りました。
残念ながら、この時間だとメニューがおにぎりセットでか残っていませんでした。
でもまあ、これでも大分助かります。
おにぎりセット(750円)
メニューはこれしか残っていませんでした。
昼間だと色々と注文出来るのですけどね。
これだけだと腹八分目にすらならないので、持参したフルーツグラノーラ等の行動食を食べました。
インフォメーションセンター
スカイパレス富士のインフォメーションセンターです。
こちらで入山料1000円を払って入山します。
出発時の私(21:45)
上は、ベイスレイヤー、ブラウス、フリース、レインウェア(上)、下はズボンにレインウェア(下)という出で立ちです。
夜間登山なのでヘッドライトは必須です。
21時45分頃出発しました。
出発時、気温は11℃でした。
六合目(22:09)
標高2390mだそうです。
ここまではあんまり苦にはなりません。
カメラがへなちょこなので撮れませんでしたが、途中の夜景が最高でした。
六合目富士山安全指導センター(22:09)
ここでとりあえず一休みしていきました。
トイレはありますけど、自動販売機とかはありません。
富士山七合目救護所(23:44)
皆が安心して登山できる様に救護所があります。
できればお世話にならない様にしたいですね。
八合目(01:06)
標高3020mです。
1人の友達がとっととっと先に行くのではぐれてしまいました・・・。
八合目白雲荘(02:10)
体も冷えてきて大休止にはちょうど良い頃合いなので、休息してカップラーメンを買いました。
カップラーメン
600円です。
芯まで冷えた体には五臓六腑に染み渡りますね。
今まで食べたカップラーメンで一番美味しかったかも知れません。
お値段は観光地価格ですが、それはブルドーザーに載せてわざわざ標高3020mまで運んで来るコストを考えれば妥当だと思います。
ケチらずに安全を買って行きましょう。
その他、持参したCLIF SHOT GEL(チョコレート味)っていう液状チョコレートを食べようとしたんですが、気温が低くて固まってしまって出しにくいのなんのって。(^^;)
休息後、脇のトイレで200円を払って用を足して出立しました。
本八合目(03:34)
標高3350mです。
富士山ホテル(03:36)
この辺りで先行していた友人と合流しました。
富士山ホテル辺りからの夜景
三脚もなく、あまり良いカメラでないのでピンぼけですが、麓の夜景がとても奇麗でした。
1人の友達の体調が悪くなったので、ゆっくり登る事になり、八合五勺を少し登った所でご来光を拝む事にしました。
朝4時10分頃、だんだんと空が白んできました。
真っ暗闇で見えなかった山影が日の光を帯びて形を表してきました。(04:25)
更に明るくなり、麓の山中湖まで見渡せるようになり・・・。(04:28)
そしていよいよ・・・。
ご来光!\(^O^)/
いや~、もう感動しちゃいましたよ~。
頂上でも何でもないのに。(笑)
太陽が見え始めたのが大体4時46分頃でした。
太陽の光に照らされて麓の景色も一望出来る様になりました。
頂上の方振り返ると、皆が一斉に同じ方向を見てるんで、何か一体感が湧いてきますね。(4:49)
ご来光に見とれていた登山客がまた登り始めます。
自衛隊の皆様
私達のすぐ後ろを30名位の自衛官の方が登られていました。
当日は、御殿場ルートの方で富士登山駅伝競走大会が行われていたので、自衛隊の方の登山が目立ちました。
九合目(05:25)
標高3600mです。
ここまで来れば頂上はもう目と鼻の先です。
九合目付近から望む山中湖
まだ頂上ではありませんが、ここから望む風景も絶景です。
実は頂上に登った直後に曇ってきてしまったので、ここいらの風景が一番見応えがありました。
最後だけちょっと険しくなりますが、本当にもうほんのちょっと!
そしていよいよ・・・。
頂上! \(^O^)/
6時53分、登り始めてから8時間13分、漸く頂上に達しました!
標高3710m、吉田口の頂上です。
実は頂上はものすごい人がごった返していて、この石柱を撮るのに苦労しました。(^^;)
しかし、ここは真の頂上じゃないのですよ・・・。
頂上の気温は5℃でした。
頂上についてから程なくして霧がかった冷たい横風が吹いてきたので、体感温度は0℃以下だったと思います。
一緒に登った仲間と
3人で来ましたが1人はグロッキーなので写っていません。(^^;)
富士山頂
富士吉田口の山頂です。
もの凄く沢山の人がごったがえしていました。
久須志神社(富士山本宮浅間大社東北奥宮)
富士吉田登山道の頂上にあります。
無事の富士山登頂の御礼として参拝させて頂きました。
富士山本宮浅間大社の末社にあたるそうです。
宮内なので画像はありませんが、宮内に何故か砲弾とかが転がっていてました。
あれは何の砲弾なんでしょうかね。
日本軍の大砲とかに詳しい人で富士山頂を訪れる人がいたら確かめてみてください。
よし、ミリタリー登山じゃないけどミリタリーネタは入れたぞ。(笑)
頂上に着いて間もなく、曇ってしまいました。
頂上からの絶景も楽しみにしてたんですけどね。
僅かな間だけ見晴らしが良かったのですが、すぐに曇ってしまって残念です・・・。
山頂トイレ(07:22)
吉田口ルートの山頂から数分歩いた吉田口・須走口下山道との分岐点近くにあります。
使用料は300円です。
途中が200円でしたが、頂上は100円UPですね。
かなりの行列が出来ていました。
ラーメン(900円)
頂上の山口屋さんでラーメンを食べました。
インスタントっぽいですが、カップラーメンではありません。
暖かくて具も沢山入っていてとても美味しかったです。
冷え切った体が暖まりました。
休憩所で話し合いの結果、高山病になった他の友達2名はここで素直に下山する事にして、私だけ剣ヶ峰を目指す事にしました。
一人で行く事に若干の不安を覚えましたが、それほど高山病も酷くありませんし、何よりも次の機会があるか知れないので頑張ってみる事にしました。
山口屋さんの休息所で、上にユニクロのダウンジャケット、下には米軍レヴェル7パンツを着込み、上はベイスレイヤー、ブラウス、フリース、ユニクロダウンジャケット、レインウェア(上)、下はズボンにレヴェル7パンツ、レインウェア(下)という出で立ちになりました。
これで完全防寒状態です。
ここからはエクストラステージです。
7時50分頃、山口屋さんを出て友人二人と別れ、私は一人剣ヶ峰に向かいました。
気温5℃、横風が吹いているので体感温度は0℃とかではないでしょうか・・・。
なんかやばい事に足を突っ込んでしまった気もしないでもないですが、ここは根性出すしかないですね。
聖典(ヤマノススメ3巻)ですと時計回りでお鉢周りをしていましたが、途中で引き返す事も考えて近道だと思われた反時計回りで行く事にしました。(後で気付いたのですが、実際は富士吉田口山頂からだと時計回りでも反時計回りでも時間的距離は約50分で同じみたいです。)
再び富士吉田口(07:55)
続々と登山者が登って来ていました。
お鉢の中はガスっていて殆ど見えません。
金明水は今回体力的に余裕が無いのでパスしました。
道は確かにこちらですが、先が見えないとどうも不安になります。
万年雪(08:05)
残雪がまだ残っています。
頂上付近は人でごった返しているのですが、お鉢周りではあまり人とすれ違いません。
1時間位歩いて漸く富士山測候所が見えて来ました。
最高峰への道は階段になっていて、40人位の人が並んでいました。
富士山特別地域気象観測所(08:52)
元は富士山測候所で、有名な富士山レーダーが設定されていましたが、2004年に閉鎖され、以降は自動気象観測装置による気象観測を行う富士山特別地域気象観測所となっています。
この辺りにさしかかると行列が凄いです。
そしていよいよ・・・。
真の頂上!\(^O^)/
漸く辿り着きました!
真の頂上!
剣ヶ峰!
日本最高峰!標高3775.6mです!
8時57分着、登り始めてから11時間12分、長かったですわ~。(遅すぎるYO!)
私の様な運動不足人間でも頑張れば来れるんですよ!
むちゃくちゃ最高の気分でした!
こんなに良い気持ちになれるのは人生でもそうざらではないですよ!
感激ですわ~!
ちなみに、本当の本当に最も高い部分はこの後ろの岩(断崖絶壁)でして、そこには立って記念撮影だとか、お賽銭を置いたり、家から持って来た土を撒いて標高を高くしている人がいらっしゃいました。
日本最高峰富士山剣ヶ峰に立つ私
折角なので、私の後ろにいた見ず知らずの方に撮ってもらいました。
剣ヶ峰に至る道が渋滞するのは、この石柱で記念撮影するのを待っているからでした。
二等三角点「富士山」の碑
この三角点が日本で一番高い三角点ですが三角点そのものの写真撮すの忘れてました。(^^;)
日本で一番高い所の建造物はこの階段の上なのでしょうが、残念ながら入れません。(^^;)
本当に一番高い場所
本当に一番高い所は青いレインウェアの人が居る辺りですが、私はおっちょこちょいでドジっ子なので、人生終焉の地にしたくない為、そこには立たずタッチするだけにとどめました。
中央のゼビウスのソルみたな奴(何それ?)は電子基準点です。
富士山頂電子基準点
国土地理院が地震予知や火山噴火予知の調査研究のため地殻変動監視を中心に各種測量するタワーです。
剣ヶ峰山頂
それほど広く無い上に人が集中して混雑しています。
剣ヶ峰山頂で少し休んだ後、下山を開始しました。
体調が悪ければ今来た道を引き返そうと思っていましたが、すこぶる体調も良いので、そのままお鉢周りを続行する事にしました。
この時点では引き返した方が近いと勘違いしていましたが、実際にはそのまま反時計回りに進んだ方が吉田口下山道には5分程早かったです。
馬の背(09:24)
剣ヶ峰を降りて反時計回りに進むとすぐにかなり急な坂道になります。
聖典(ヤマノススメ3巻)ではひなたとここなちゃんが最後に苦労して登っていますが、私は下り坂でした。
かなり急で滑ったらそのまま下まで止まらなそうなんで、ストックでバランスを取りつつ慎重に下りました。
富士山頂上浅間大社奥宮(09:35)
この時は丁度社殿の建て替え工事中でした。
臨時参拝所
社殿は立て替え中なので、臨時の参拝所が設けられていました。
久須志神社に続いてこちらも参拝させて頂き、無事の下山を祈願させて頂きました。
臨時の社務所
お札とお守りは脇のプレハブ小屋で購入出来る様です。
頂上富士館
富士山頂上浅間大社奥宮の近くにあります。
ここは富士宮口登山道の頂上でもあるので、結構登山者が多く休憩していました。
鎮魂之山碑
富士山頂上浅間大社奥宮の近くにあります。
富士宮口登山道(09:38)
富士山の歴史と信仰について記されたプレートが立っています。
富士山頂郵便局(09:46)
これも富士宮口登山道の山頂にあります。
ここから記念の手紙を送ったりも出来ますが、今回は時間と体力に余裕が無いのでやめておきました。
富士宮口の頂上から5分程歩くと、御殿場口の登山道(頂上)に差し掛かります。
当日は駅伝大会が開催されていたので、この辺りには自衛隊の方々が沢山いらっしゃいました。
銀明水(09:46)
御殿場口頂上にあります。
銀明水近くの石柱
根本にヒビが入ってますね。
銀明水近くの石碑
こちらも銀明水の近くに立っています。
御殿場口頂上を後にして一路吉田口下山道を目指して進みます。
大日岳(10:31)
別名朝日岳というそうです。
吉田口下山道を目指して進んでいくと、左側の斜面上に鳥居が見えて来ます。
剣ヶ峰同様いくつかある富士山のピークですが、流石に登っている余裕はありませんので素通りしました。
吉田口・須走口下山道(10:35)
石柱には「右須走口下山道」となっていますが、吉田口下山道も兼ねています。
この先のトイレの所まで行ってやっとこさお鉢周りも終了です。
トイレを済ませ、しばし休憩した後に下山を開始しました。
本八合目富士山ホテル(11:45)
ここに至る前に急に霧が晴れてきて、気温が19℃に急上昇しました。
慌ててレインウェア、ダウンジャケット、レヴェル7パンツを脱ぎニット帽からつば付き帽子に変えて眼鏡に装着するタイプのサングラスを着用しましたが、山頂が5℃だったので、かなり暑く感じました。
ここより下は大体晴れでかなり日差しが強く、サングラスを用意して置いて正解でした。
本当は、パーティーで日焼け止めも用意して貰っていたのですが、持っていた人が既に下山してしまった後でした。orz
八合目江戸屋(12:08)
吉田口下山道で下山する場合、最後の売店なので、飲み物が足りない場合等はここで購入しておくと良いと思います。
私は、この時点でまだハイドレーションのポカリと500mlのペットボトルが1本残っていたのですが、この先ちょっと歩いた所でハイドレーションの方を飲みきってしまって、500mlのペットボトル1本で下山する事になり、節約しながら下山する羽目になりました。orz
自分の飲み水の残量は正確に把握しないとダメですね。(死)
吉田口・須走口分岐点(12:11)
吉田口下山道と須走口下山道の分岐点です。
間違う人が多いので、派手な案内表示とアナウンスが流されています。
このあたりからまた急激にガスって来て視界が悪くなり出しました。
ガスっていて麓が見えないので、歩けど歩けど同じ様な感じですが、進行方向には往路で休憩した白雲荘が見えて来ました。
残念ながら下山ルートからは立ち寄れません。
残りの飲料水が心許なかったので立ち寄りたい所でしたが・・・。
ジグザグなルートですので、前を歩いている人が確認出来て不安は少ないですね。
途中の案内板(12:56)
こうした案内板が各所に掲げられていますので、迷う事は無いと思います。
本当に富士山は良く整備されています。
ふと前方に、飯垣のような物が見えて来ました。
これなんぞ?
緊急避難所(13:32)
謎の石垣は落石等から身を守る為のシェルターでした。
でも、富士山には一日数千人の登山客が来るのに、これ一ヶ所でどうにかなるものなんでしょうかね・・・?
この時はなんとも思いませんでしたが、後日、御嶽山の噴火をうけてそう思いました。
更に1時間ほど歩くと森林限界を抜けた様で、緑が生い茂る様になってきました。
富士山吉田口下山道七合目公衆トイレ(14:30)
有料トイレです。
トイレの前が開けていますので、小休止しましたが、ここには売店も自動販売機もありません。
七合目公衆トイレ付近から望む麓
有料トイレ付近はちょっとした展望台にもなっていて眺望を楽しむ事が出来ます。
落石避けのシェルター(14:47)
七合目公衆トイレを下ってしばらくすると、この様なシェルターが3ヶ所続きます。
シェルターの中を通る事を推奨していますが、脇の道を通る事も可能です。
中は階段になっています。
通ってきたシェルターを振り返ると霧で先が見えなくなっていました。
ガスったり晴れたりの繰り返しで本当に変わりやすいです。
酷い時は30m位先が見えなかったりします。
しばらく進むと馬くんが居ました。
こっちにも馬くんが。
かと思えば前方から馬に乗って来る人が!
そうえいば、スバルライン5合目から馬に乗れるんでしたね。
登山道やスバルライン五合目、吉田口との四差路(15:24)
ここで登山道と合流します。
スバルライン五合目からバスに乗って帰りますので、間違って吉田口を下らない様にします。
すぐ目の前が六合目です。
吉田ルート案内板(15:33)
往路は夜間でしたので良く判りませんでしたが、もし昼間の登山だったらよっしゃー行くぜー!って気になったでしょうね。
富士吉田口登山道 五合五勺 砂ふるい(15:33)
四差路の近くにあります。
現在はここが六合目ですが、江戸時代にはここが五合五勺だったそうです。
六合目(15:37)
やっと六合目の富士山安全指導センターに帰ってきました。
ここまで来ればあともう少しです。
頑張れ私!
泉ヶ滝(16:04)
昔は水行をする場所だった様です。
泉ヶ滝は富士精進線との合流地点で三叉路となっています。
標高は2275mです。
あともう少し。
本当にもう少しです。
そして・・・。
ゴール!\(^O^)/
五合目か・・・何もかも皆懐かしい・・・。
とか言って力尽きそうでしたけど、なんとかたどり着きました。
16時27分、実に登山開始から18時間42分でゴールでした。
ものすごく疲れて死にそうでしたけど、ものすごく充実感に満ち溢れて最高に気持ちよかったです。
これがあるから登山はやめれませんね。
スバルライン五合目
夕方でしたが、夜中とは違って結構な観光客&登山客がいらっしゃいました。
石の椅子に腰掛けて靴下を新しいのに変えたり残りの行動食を食べたりと、一休みしていましたが、帰りのバスが来てたのでお土産屋さんはあまり見ずに早々に帰路につきました。
河口湖駅(17:52)
あまりにも疲れすぎてバスでは殆ど寝落ちしていたが、なんとか河口湖駅で下車しました。
行きは富士山駅からでしたが、駅近くにある美味しいほうとう屋さんでほうとうを食べて帰りたかったのでここで下車しました。
富士山麓電気鉄道モ1形電車
富士急行創業60周年記念企画として製造時の姿に復元して河口湖駅前に保存展示されています。
折角なのでちょっと見学していきました。
名物ほうとう不動河口湖駅前店
以前、富士山の下見をした時にほうとう不動東恋路店に寄ったので、ここの不動ほうとうの美味しさは知っていたのですが、もう一度食べたいので来てみました。
疲れた体に染み渡る美味しさでした。
駅舎と富士山
駅舎と富士山がこの様に重なるのが美しいですね。
ホームからを望む富士山(18:56)
ああ、私、あの天辺まで行ったんだなぁと思うと感無量なんですよ。
多分、生涯、富士山を見る度に思うでしょうね。
夜7時すぎの電車に乗り、夜10時過ぎに帰宅しました。
途中、意識が朦朧としてやばかったですけど、何とか家まで辿り着きました。
土曜の昼から起きていましたので、電車とかバスでうとうとした以外は、ほぼ34時間位起きていた事になります。
弾丸登山は危険です死にます。
おかげで次の日は寝て曜日で22時間位連続で寝てました。(笑)
という訳で、日本で一番高い山富士山に登り、ご来光を拝み、お鉢周りをして日本最高峰!剣ヶ峰標高3775.6mに立つことが出来ました。
生涯忘れえない体験をしてきました。
最高の達成感です。
誰かに「趣味は?」と聞かれて「登山」と答えた時、大概すかさず「富士山には登りましたか?」と問われますけど、そんな時に「はい登りました。」と答えられる様になりました。
これからの生涯でも困難な事にぶつかった時でも「あの時に比べれば。」という感じで自信にも繋がるでしょう。
素晴らしい事です。
頑張って良かったです。
体力も無いですし運動音痴なので、あまり高い山や登りにくい山は無理ですが、今後もヤマノススメの舞台を中心に、登れるところから順々に登って行こうと思います。
完全に賞味期限が切れていますね。(^^;)
この日記、去年の10月位にUPしようとして途中まで書いてたんですけど、色々と忙しくて完成直前で放置していて今頃のUPとなりました。
年開けてからは完全に忘れていましたわ。(^^;)
今では、富士山はおろか谷川岳も登りましたけど、それはまたいずれ日記にしたいですね。(途中まで書いてある。)
相変わらず軍装登山とかではなくて、ミリタリー要素0の普通の登山の日記ですが、よろしければご覧下さい。
2014年8月2日(土)~3日(日)はヤマノススメの聖地巡礼の為、富士山に登ってきました。
ヤマノススメって何?という方はググって下さい。(笑)
ヤマノススメに感化されて、登山を始めた我が山岳猟友会(何それ?)ですが、やはり登山の最終目標といえば富士山でしょう。
ってか、富士山より上のレヴェルの山は我々の様なニワカ登山者には無理っぽいんで、富士山が一応の目標と定めていました。
殆ど日記には書いてないのですが、一応、富士山を最終目標として1年ちょっとを掛けて、
2013年 6月28日の高尾山から、
2013年 7年27日陣馬山~高尾山、
2013年 9年 7日三つ峠山
2013年10年13日棒ノ峰
2013年11月17日天覧山~多峯主山
2014年 2月 1日小仏~陣馬山
2014年 3月22日筑波山
2014年 4月27日正丸~伊豆ヶ岳~吾野
2014年 5月25日鍋割山~塔ノ岳
2014年 6月21日立山
と、ほぼ毎月登っていました。
そしていよいよ7月19日(土)~20日(日)に富士山に登る予定でしたが、この時は雨で中止になってしまい、仕切り直して8月2日(土)~3日(日)に漸くチャレンジする事になりました。
土曜、日曜と二日間で登りましたけど、宿の予約が取れなかったので弾丸登山で登る事にしました。
アニメ版ではちゃんと宿泊してましたけど聖典(ヤマノススメ3巻)では弾丸登山だったから弾丸登山で良いんだよ。(聖典原理主義者)
って、冗談はさておき、弾丸登山はやめた方が良いです。
辛かったです。(死)
キャラバン グランドキング(Grandking)GK68−03W
この日初投入の登山靴です。
実は私、それまで1年以上も登山していて、登山靴という物を持っていませんでした。
それまではずっとBATESのDELTA-6 GORE-TEX 6-inchで登山していたんですけど、やっぱ登山靴は良いですね。
ミリタリー登山ではないので(じゃあなんでミリブロに日記書くんだ?)無理して「軍装品」を登山に使う必要もなく、登山は「登山用品」で良いのですから、もっと早く買えば良かったです。
あと、こんな感じで行動食のナッツ系お菓子を入れる為にナルゲンボトルも新調しました。
ナルゲンボトルに、
ウサギさんチームのシール貼って、
行動食を入れました。(笑)
8月2日(土)、当日の参加者は私を含めて3人でした。
昼過ぎまでしっかり寝貯めて、15時20分頃に集合して15時43分の中央線青梅行の電車で立川まで行き、そこから中央本線松本行に乗り換えて大月まで行きます。
そこで更に富士急行に乗り換えて富士山駅まで行きます。
途中、三つ峠駅に差し掛かったので停車中に一瞬下車して色々と写真を撮りました。
富士急行は単線で、ちょうど大月方面に向かう電車とのすれ違い待ちだったので、何分か停車していました。
三つ峠山頂
前回は行った時は曇っていて見えませんでしたけど、あんなに高いんですね。
ホームにある達磨石のレプリカ
三つ峠山の登山路にある達磨石のレプリカです。
三つ峠駅ホーム
停車時間の短い間を利用してパシャリ!
三ツ峠登山口の看板
ヤマノススメでも出てきますよね。
去年、聖地巡礼してますけど、目的地でも何でも無いのにテンション上がりますね。(笑)
程なくして電車は走り出し、目的の駅富士山駅に到着しました。
富士山駅
こちらが目的地の駅ですよ。
富士山駅のバス停付近
遥か向こうに富士急ハイランドを望みます。
富士吉田市観光案内所
富士山スバルライン五合目行きのバス停の目の前に在ります。
ここでバスの切符を買う様ですが、私達は直接バスの運転手さんに支払いました。
ちなみにこの時点で気温は23℃ありました。
富士山駅バス停
乗車待ちのお客さんの半数以上が外国人でした。
富士山五合目行きバス乗り場の看板
この5番の乗り口から乗車します。
バスの車窓から望む富士山
夕方で少し曇っていますけど富士山が見えるとテンション上がりますよね。
河口湖駅
途中、富士急行の河口湖駅にも留まります。
駅舎と富士山が同時に見えてステキですね。
ここでも外国人観光客の方が沢山乗り込んできたんですが、何故か素足の人とか居て謎でした。
19時40分頃、富士山スバルライン五合目に着きました。
ここでしばらく時間を潰して体を慣らします。
残念ながらこの時間ですと富士急雲上閣以外のお土産屋さんは皆閉店してしまいました。
なので、富士急雲上閣のレストランで食事を採りました。
残念ながら、この時間だとメニューがおにぎりセットでか残っていませんでした。
でもまあ、これでも大分助かります。
おにぎりセット(750円)
メニューはこれしか残っていませんでした。
昼間だと色々と注文出来るのですけどね。
これだけだと腹八分目にすらならないので、持参したフルーツグラノーラ等の行動食を食べました。
インフォメーションセンター
スカイパレス富士のインフォメーションセンターです。
こちらで入山料1000円を払って入山します。
出発時の私(21:45)
上は、ベイスレイヤー、ブラウス、フリース、レインウェア(上)、下はズボンにレインウェア(下)という出で立ちです。
夜間登山なのでヘッドライトは必須です。
21時45分頃出発しました。
出発時、気温は11℃でした。
六合目(22:09)
標高2390mだそうです。
ここまではあんまり苦にはなりません。
カメラがへなちょこなので撮れませんでしたが、途中の夜景が最高でした。
六合目富士山安全指導センター(22:09)
ここでとりあえず一休みしていきました。
トイレはありますけど、自動販売機とかはありません。
富士山七合目救護所(23:44)
皆が安心して登山できる様に救護所があります。
できればお世話にならない様にしたいですね。
八合目(01:06)
標高3020mです。
1人の友達がとっととっと先に行くのではぐれてしまいました・・・。
八合目白雲荘(02:10)
体も冷えてきて大休止にはちょうど良い頃合いなので、休息してカップラーメンを買いました。
カップラーメン
600円です。
芯まで冷えた体には五臓六腑に染み渡りますね。
今まで食べたカップラーメンで一番美味しかったかも知れません。
お値段は観光地価格ですが、それはブルドーザーに載せてわざわざ標高3020mまで運んで来るコストを考えれば妥当だと思います。
ケチらずに安全を買って行きましょう。
その他、持参したCLIF SHOT GEL(チョコレート味)っていう液状チョコレートを食べようとしたんですが、気温が低くて固まってしまって出しにくいのなんのって。(^^;)
休息後、脇のトイレで200円を払って用を足して出立しました。
本八合目(03:34)
標高3350mです。
富士山ホテル(03:36)
この辺りで先行していた友人と合流しました。
富士山ホテル辺りからの夜景
三脚もなく、あまり良いカメラでないのでピンぼけですが、麓の夜景がとても奇麗でした。
1人の友達の体調が悪くなったので、ゆっくり登る事になり、八合五勺を少し登った所でご来光を拝む事にしました。
朝4時10分頃、だんだんと空が白んできました。
真っ暗闇で見えなかった山影が日の光を帯びて形を表してきました。(04:25)
更に明るくなり、麓の山中湖まで見渡せるようになり・・・。(04:28)
そしていよいよ・・・。
ご来光!\(^O^)/
いや~、もう感動しちゃいましたよ~。
頂上でも何でもないのに。(笑)
太陽が見え始めたのが大体4時46分頃でした。
太陽の光に照らされて麓の景色も一望出来る様になりました。
頂上の方振り返ると、皆が一斉に同じ方向を見てるんで、何か一体感が湧いてきますね。(4:49)
ご来光に見とれていた登山客がまた登り始めます。
自衛隊の皆様
私達のすぐ後ろを30名位の自衛官の方が登られていました。
当日は、御殿場ルートの方で富士登山駅伝競走大会が行われていたので、自衛隊の方の登山が目立ちました。
九合目(05:25)
標高3600mです。
ここまで来れば頂上はもう目と鼻の先です。
九合目付近から望む山中湖
まだ頂上ではありませんが、ここから望む風景も絶景です。
実は頂上に登った直後に曇ってきてしまったので、ここいらの風景が一番見応えがありました。
最後だけちょっと険しくなりますが、本当にもうほんのちょっと!
そしていよいよ・・・。
頂上! \(^O^)/
6時53分、登り始めてから8時間13分、漸く頂上に達しました!
標高3710m、吉田口の頂上です。
実は頂上はものすごい人がごった返していて、この石柱を撮るのに苦労しました。(^^;)
しかし、ここは真の頂上じゃないのですよ・・・。
頂上の気温は5℃でした。
頂上についてから程なくして霧がかった冷たい横風が吹いてきたので、体感温度は0℃以下だったと思います。
一緒に登った仲間と
3人で来ましたが1人はグロッキーなので写っていません。(^^;)
富士山頂
富士吉田口の山頂です。
もの凄く沢山の人がごったがえしていました。
久須志神社(富士山本宮浅間大社東北奥宮)
富士吉田登山道の頂上にあります。
無事の富士山登頂の御礼として参拝させて頂きました。
富士山本宮浅間大社の末社にあたるそうです。
宮内なので画像はありませんが、宮内に何故か砲弾とかが転がっていてました。
あれは何の砲弾なんでしょうかね。
日本軍の大砲とかに詳しい人で富士山頂を訪れる人がいたら確かめてみてください。
よし、ミリタリー登山じゃないけどミリタリーネタは入れたぞ。(笑)
頂上に着いて間もなく、曇ってしまいました。
頂上からの絶景も楽しみにしてたんですけどね。
僅かな間だけ見晴らしが良かったのですが、すぐに曇ってしまって残念です・・・。
山頂トイレ(07:22)
吉田口ルートの山頂から数分歩いた吉田口・須走口下山道との分岐点近くにあります。
使用料は300円です。
途中が200円でしたが、頂上は100円UPですね。
かなりの行列が出来ていました。
ラーメン(900円)
頂上の山口屋さんでラーメンを食べました。
インスタントっぽいですが、カップラーメンではありません。
暖かくて具も沢山入っていてとても美味しかったです。
冷え切った体が暖まりました。
休憩所で話し合いの結果、高山病になった他の友達2名はここで素直に下山する事にして、私だけ剣ヶ峰を目指す事にしました。
一人で行く事に若干の不安を覚えましたが、それほど高山病も酷くありませんし、何よりも次の機会があるか知れないので頑張ってみる事にしました。
山口屋さんの休息所で、上にユニクロのダウンジャケット、下には米軍レヴェル7パンツを着込み、上はベイスレイヤー、ブラウス、フリース、ユニクロダウンジャケット、レインウェア(上)、下はズボンにレヴェル7パンツ、レインウェア(下)という出で立ちになりました。
これで完全防寒状態です。
ここからはエクストラステージです。
7時50分頃、山口屋さんを出て友人二人と別れ、私は一人剣ヶ峰に向かいました。
気温5℃、横風が吹いているので体感温度は0℃とかではないでしょうか・・・。
なんかやばい事に足を突っ込んでしまった気もしないでもないですが、ここは根性出すしかないですね。
聖典(ヤマノススメ3巻)ですと時計回りでお鉢周りをしていましたが、途中で引き返す事も考えて近道だと思われた反時計回りで行く事にしました。(後で気付いたのですが、実際は富士吉田口山頂からだと時計回りでも反時計回りでも時間的距離は約50分で同じみたいです。)
再び富士吉田口(07:55)
続々と登山者が登って来ていました。
お鉢の中はガスっていて殆ど見えません。
金明水は今回体力的に余裕が無いのでパスしました。
道は確かにこちらですが、先が見えないとどうも不安になります。
万年雪(08:05)
残雪がまだ残っています。
頂上付近は人でごった返しているのですが、お鉢周りではあまり人とすれ違いません。
1時間位歩いて漸く富士山測候所が見えて来ました。
最高峰への道は階段になっていて、40人位の人が並んでいました。
富士山特別地域気象観測所(08:52)
元は富士山測候所で、有名な富士山レーダーが設定されていましたが、2004年に閉鎖され、以降は自動気象観測装置による気象観測を行う富士山特別地域気象観測所となっています。
この辺りにさしかかると行列が凄いです。
そしていよいよ・・・。
真の頂上!\(^O^)/
漸く辿り着きました!
真の頂上!
剣ヶ峰!
日本最高峰!標高3775.6mです!
8時57分着、登り始めてから11時間12分、長かったですわ~。(遅すぎるYO!)
私の様な運動不足人間でも頑張れば来れるんですよ!
むちゃくちゃ最高の気分でした!
こんなに良い気持ちになれるのは人生でもそうざらではないですよ!
感激ですわ~!
ちなみに、本当の本当に最も高い部分はこの後ろの岩(断崖絶壁)でして、そこには立って記念撮影だとか、お賽銭を置いたり、家から持って来た土を撒いて標高を高くしている人がいらっしゃいました。
日本最高峰富士山剣ヶ峰に立つ私
折角なので、私の後ろにいた見ず知らずの方に撮ってもらいました。
剣ヶ峰に至る道が渋滞するのは、この石柱で記念撮影するのを待っているからでした。
二等三角点「富士山」の碑
この三角点が日本で一番高い三角点ですが三角点そのものの写真撮すの忘れてました。(^^;)
日本で一番高い所の建造物はこの階段の上なのでしょうが、残念ながら入れません。(^^;)
本当に一番高い場所
本当に一番高い所は青いレインウェアの人が居る辺りですが、私はおっちょこちょいでドジっ子なので、人生終焉の地にしたくない為、そこには立たずタッチするだけにとどめました。
中央のゼビウスのソルみたな奴(何それ?)は電子基準点です。
富士山頂電子基準点
国土地理院が地震予知や火山噴火予知の調査研究のため地殻変動監視を中心に各種測量するタワーです。
剣ヶ峰山頂
それほど広く無い上に人が集中して混雑しています。
剣ヶ峰山頂で少し休んだ後、下山を開始しました。
体調が悪ければ今来た道を引き返そうと思っていましたが、すこぶる体調も良いので、そのままお鉢周りを続行する事にしました。
この時点では引き返した方が近いと勘違いしていましたが、実際にはそのまま反時計回りに進んだ方が吉田口下山道には5分程早かったです。
馬の背(09:24)
剣ヶ峰を降りて反時計回りに進むとすぐにかなり急な坂道になります。
聖典(ヤマノススメ3巻)ではひなたとここなちゃんが最後に苦労して登っていますが、私は下り坂でした。
かなり急で滑ったらそのまま下まで止まらなそうなんで、ストックでバランスを取りつつ慎重に下りました。
富士山頂上浅間大社奥宮(09:35)
この時は丁度社殿の建て替え工事中でした。
臨時参拝所
社殿は立て替え中なので、臨時の参拝所が設けられていました。
久須志神社に続いてこちらも参拝させて頂き、無事の下山を祈願させて頂きました。
臨時の社務所
お札とお守りは脇のプレハブ小屋で購入出来る様です。
頂上富士館
富士山頂上浅間大社奥宮の近くにあります。
ここは富士宮口登山道の頂上でもあるので、結構登山者が多く休憩していました。
鎮魂之山碑
富士山頂上浅間大社奥宮の近くにあります。
富士宮口登山道(09:38)
富士山の歴史と信仰について記されたプレートが立っています。
富士山頂郵便局(09:46)
これも富士宮口登山道の山頂にあります。
ここから記念の手紙を送ったりも出来ますが、今回は時間と体力に余裕が無いのでやめておきました。
富士宮口の頂上から5分程歩くと、御殿場口の登山道(頂上)に差し掛かります。
当日は駅伝大会が開催されていたので、この辺りには自衛隊の方々が沢山いらっしゃいました。
銀明水(09:46)
御殿場口頂上にあります。
銀明水近くの石柱
根本にヒビが入ってますね。
銀明水近くの石碑
こちらも銀明水の近くに立っています。
御殿場口頂上を後にして一路吉田口下山道を目指して進みます。
大日岳(10:31)
別名朝日岳というそうです。
吉田口下山道を目指して進んでいくと、左側の斜面上に鳥居が見えて来ます。
剣ヶ峰同様いくつかある富士山のピークですが、流石に登っている余裕はありませんので素通りしました。
吉田口・須走口下山道(10:35)
石柱には「右須走口下山道」となっていますが、吉田口下山道も兼ねています。
この先のトイレの所まで行ってやっとこさお鉢周りも終了です。
トイレを済ませ、しばし休憩した後に下山を開始しました。
本八合目富士山ホテル(11:45)
ここに至る前に急に霧が晴れてきて、気温が19℃に急上昇しました。
慌ててレインウェア、ダウンジャケット、レヴェル7パンツを脱ぎニット帽からつば付き帽子に変えて眼鏡に装着するタイプのサングラスを着用しましたが、山頂が5℃だったので、かなり暑く感じました。
ここより下は大体晴れでかなり日差しが強く、サングラスを用意して置いて正解でした。
本当は、パーティーで日焼け止めも用意して貰っていたのですが、持っていた人が既に下山してしまった後でした。orz
八合目江戸屋(12:08)
吉田口下山道で下山する場合、最後の売店なので、飲み物が足りない場合等はここで購入しておくと良いと思います。
私は、この時点でまだハイドレーションのポカリと500mlのペットボトルが1本残っていたのですが、この先ちょっと歩いた所でハイドレーションの方を飲みきってしまって、500mlのペットボトル1本で下山する事になり、節約しながら下山する羽目になりました。orz
自分の飲み水の残量は正確に把握しないとダメですね。(死)
吉田口・須走口分岐点(12:11)
吉田口下山道と須走口下山道の分岐点です。
間違う人が多いので、派手な案内表示とアナウンスが流されています。
このあたりからまた急激にガスって来て視界が悪くなり出しました。
ガスっていて麓が見えないので、歩けど歩けど同じ様な感じですが、進行方向には往路で休憩した白雲荘が見えて来ました。
残念ながら下山ルートからは立ち寄れません。
残りの飲料水が心許なかったので立ち寄りたい所でしたが・・・。
ジグザグなルートですので、前を歩いている人が確認出来て不安は少ないですね。
途中の案内板(12:56)
こうした案内板が各所に掲げられていますので、迷う事は無いと思います。
本当に富士山は良く整備されています。
ふと前方に、飯垣のような物が見えて来ました。
これなんぞ?
緊急避難所(13:32)
謎の石垣は落石等から身を守る為のシェルターでした。
でも、富士山には一日数千人の登山客が来るのに、これ一ヶ所でどうにかなるものなんでしょうかね・・・?
この時はなんとも思いませんでしたが、後日、御嶽山の噴火をうけてそう思いました。
更に1時間ほど歩くと森林限界を抜けた様で、緑が生い茂る様になってきました。
富士山吉田口下山道七合目公衆トイレ(14:30)
有料トイレです。
トイレの前が開けていますので、小休止しましたが、ここには売店も自動販売機もありません。
七合目公衆トイレ付近から望む麓
有料トイレ付近はちょっとした展望台にもなっていて眺望を楽しむ事が出来ます。
落石避けのシェルター(14:47)
七合目公衆トイレを下ってしばらくすると、この様なシェルターが3ヶ所続きます。
シェルターの中を通る事を推奨していますが、脇の道を通る事も可能です。
中は階段になっています。
通ってきたシェルターを振り返ると霧で先が見えなくなっていました。
ガスったり晴れたりの繰り返しで本当に変わりやすいです。
酷い時は30m位先が見えなかったりします。
しばらく進むと馬くんが居ました。
こっちにも馬くんが。
かと思えば前方から馬に乗って来る人が!
そうえいば、スバルライン5合目から馬に乗れるんでしたね。
登山道やスバルライン五合目、吉田口との四差路(15:24)
ここで登山道と合流します。
スバルライン五合目からバスに乗って帰りますので、間違って吉田口を下らない様にします。
すぐ目の前が六合目です。
吉田ルート案内板(15:33)
往路は夜間でしたので良く判りませんでしたが、もし昼間の登山だったらよっしゃー行くぜー!って気になったでしょうね。
富士吉田口登山道 五合五勺 砂ふるい(15:33)
四差路の近くにあります。
現在はここが六合目ですが、江戸時代にはここが五合五勺だったそうです。
六合目(15:37)
やっと六合目の富士山安全指導センターに帰ってきました。
ここまで来ればあともう少しです。
頑張れ私!
泉ヶ滝(16:04)
昔は水行をする場所だった様です。
泉ヶ滝は富士精進線との合流地点で三叉路となっています。
標高は2275mです。
あともう少し。
本当にもう少しです。
そして・・・。
ゴール!\(^O^)/
五合目か・・・何もかも皆懐かしい・・・。
とか言って力尽きそうでしたけど、なんとかたどり着きました。
16時27分、実に登山開始から18時間42分でゴールでした。
ものすごく疲れて死にそうでしたけど、ものすごく充実感に満ち溢れて最高に気持ちよかったです。
これがあるから登山はやめれませんね。
スバルライン五合目
夕方でしたが、夜中とは違って結構な観光客&登山客がいらっしゃいました。
石の椅子に腰掛けて靴下を新しいのに変えたり残りの行動食を食べたりと、一休みしていましたが、帰りのバスが来てたのでお土産屋さんはあまり見ずに早々に帰路につきました。
河口湖駅(17:52)
あまりにも疲れすぎてバスでは殆ど寝落ちしていたが、なんとか河口湖駅で下車しました。
行きは富士山駅からでしたが、駅近くにある美味しいほうとう屋さんでほうとうを食べて帰りたかったのでここで下車しました。
富士山麓電気鉄道モ1形電車
富士急行創業60周年記念企画として製造時の姿に復元して河口湖駅前に保存展示されています。
折角なのでちょっと見学していきました。
名物ほうとう不動河口湖駅前店
以前、富士山の下見をした時にほうとう不動東恋路店に寄ったので、ここの不動ほうとうの美味しさは知っていたのですが、もう一度食べたいので来てみました。
疲れた体に染み渡る美味しさでした。
駅舎と富士山
駅舎と富士山がこの様に重なるのが美しいですね。
ホームからを望む富士山(18:56)
ああ、私、あの天辺まで行ったんだなぁと思うと感無量なんですよ。
多分、生涯、富士山を見る度に思うでしょうね。
夜7時すぎの電車に乗り、夜10時過ぎに帰宅しました。
途中、意識が朦朧としてやばかったですけど、何とか家まで辿り着きました。
土曜の昼から起きていましたので、電車とかバスでうとうとした以外は、ほぼ34時間位起きていた事になります。
弾丸登山は危険です死にます。
おかげで次の日は寝て曜日で22時間位連続で寝てました。(笑)
という訳で、日本で一番高い山富士山に登り、ご来光を拝み、お鉢周りをして日本最高峰!剣ヶ峰標高3775.6mに立つことが出来ました。
生涯忘れえない体験をしてきました。
最高の達成感です。
誰かに「趣味は?」と聞かれて「登山」と答えた時、大概すかさず「富士山には登りましたか?」と問われますけど、そんな時に「はい登りました。」と答えられる様になりました。
これからの生涯でも困難な事にぶつかった時でも「あの時に比べれば。」という感じで自信にも繋がるでしょう。
素晴らしい事です。
頑張って良かったです。
体力も無いですし運動音痴なので、あまり高い山や登りにくい山は無理ですが、今後もヤマノススメの舞台を中心に、登れるところから順々に登って行こうと思います。
2015年07月08日
第77回ザ・ビクトリーショー
2015年7月23日(日)は、都立産業貿易センター浜松町館にて行われた「第77回ザ・ビクトリーショー」に「降下猟友会」のディーラー名で出店してきました。
スペースに来て頂いた沢山の皆様ありがとうございました!
また、お手伝い頂きました皆様ありがとうございました!
あと、素敵なコレクションを拝見させて頂いた方々もありがとうございました!
前回は、コミケットスペシャルとぶつかりましたので、半年以上ぶりのVショーでした。
なので気合いをいれて・・・という訳でなく、いつも通りのぐだぐだな感じで臨みました。(^^;)
ここの所、忙しかったのでコスプレもしませんでしたしね。
今回は5時間位寝れそうな感じだったんですが、ちょっと会場で話すネタのついて調べ事があったので、そrを調べていて寝不足でした。
いつもの事ですが脳みそが冴えませんね。
今回は大丈夫でっしたけど、そういう状態で電卓持ってくるの忘れると本当にゲームオーバーなんですよ・・・。
今回は、鉄道模型のイベントバッティングしてるので、搬入が混雑している事が予想されましたが、案の定、朝は搬入口が大渋滞でした。
仕方がないので会場周辺に車を停めて雨の中在庫を台車に詰め込んで押していく事に・・・。
朝、コンビニで食料を買い込んだら、クジ引きで発泡酒が当たりました。
無駄に運を使った様な・・・。
ディーラーをやっていますと、忙しくて殆ど出歩けません。
万引きが非常に多いイベントなので、絶えずツーマンセルでないと危険ですから、あまり自分のブースを空けることが出来ないのです。
ちなみに、私も2回やられていまして、その内1回は2万を超す大物を盗まれました。
なので、開始前にちょこちょこっと知り合いに挨拶する程度で、殆ど自分の欲しい物を探しには行けませんでした。
毎回毎回、Vショーでは参加してるのに一度も会わない人があって、とても残念です。
まあ、Vショーでは致し方ないですけどね。
今回はちゃんと売り物が事前に到着していましたので、売り上げの方は、まずまずでした。
お買い上げ頂いた皆様、ありがとうございました。
そういえば、ウケ狙いに持っていってる、家の片隅から出土したJACとかアサヒファイヤーアームズのガスガンに使うカエルの卵マガジン(意味が判らない人には単なるホース)が売れました。
ここ数回のVショーで何人かは意味が判っている方が居らっしゃいましたけど、まさか買う人が居るとは思わなかったです。(笑)
他の人の所には殆ど遊びに行けませんでしたけど、今回は色々と良い物を拝見させて頂きました。
SD兵卒肩章
左が本物で右がレプリカです。
ドイツ陸軍のM41HBT熱帯服です。
陸軍のHBT服はM42からではなくてM41から存在します。
更に言えば、実はM40も存在します。
内装
考察はあえて書きません。
出版物で某氏が出すかも知れませんので。(謎)
他にも内装の写真は撮りましたけど、それもまた別の機会に。
閉会後は、また雨の中、外まで台車で荷物を運んで頂いて搬出しました。
閉会後の飲み会
私だけ車で速攻で帰宅して、久々に降下猟友会のメンバーでだけで飲みました。(いつもサムズさんの方に混ぜて貰っている。)
ちょっと遠大な構想について話し合いました。(謎)
スペースに来て頂いた沢山の皆様ありがとうございました!
また、お手伝い頂きました皆様ありがとうございました!
あと、素敵なコレクションを拝見させて頂いた方々もありがとうございました!
前回は、コミケットスペシャルとぶつかりましたので、半年以上ぶりのVショーでした。
なので気合いをいれて・・・という訳でなく、いつも通りのぐだぐだな感じで臨みました。(^^;)
ここの所、忙しかったのでコスプレもしませんでしたしね。
今回は5時間位寝れそうな感じだったんですが、ちょっと会場で話すネタのついて調べ事があったので、そrを調べていて寝不足でした。
いつもの事ですが脳みそが冴えませんね。
今回は大丈夫でっしたけど、そういう状態で電卓持ってくるの忘れると本当にゲームオーバーなんですよ・・・。
今回は、鉄道模型のイベントバッティングしてるので、搬入が混雑している事が予想されましたが、案の定、朝は搬入口が大渋滞でした。
仕方がないので会場周辺に車を停めて雨の中在庫を台車に詰め込んで押していく事に・・・。
朝、コンビニで食料を買い込んだら、クジ引きで発泡酒が当たりました。
無駄に運を使った様な・・・。
ディーラーをやっていますと、忙しくて殆ど出歩けません。
万引きが非常に多いイベントなので、絶えずツーマンセルでないと危険ですから、あまり自分のブースを空けることが出来ないのです。
ちなみに、私も2回やられていまして、その内1回は2万を超す大物を盗まれました。
なので、開始前にちょこちょこっと知り合いに挨拶する程度で、殆ど自分の欲しい物を探しには行けませんでした。
毎回毎回、Vショーでは参加してるのに一度も会わない人があって、とても残念です。
まあ、Vショーでは致し方ないですけどね。
今回はちゃんと売り物が事前に到着していましたので、売り上げの方は、まずまずでした。
お買い上げ頂いた皆様、ありがとうございました。
そういえば、ウケ狙いに持っていってる、家の片隅から出土したJACとかアサヒファイヤーアームズのガスガンに使うカエルの卵マガジン(意味が判らない人には単なるホース)が売れました。
ここ数回のVショーで何人かは意味が判っている方が居らっしゃいましたけど、まさか買う人が居るとは思わなかったです。(笑)
他の人の所には殆ど遊びに行けませんでしたけど、今回は色々と良い物を拝見させて頂きました。
SD兵卒肩章
左が本物で右がレプリカです。
ドイツ陸軍のM41HBT熱帯服です。
陸軍のHBT服はM42からではなくてM41から存在します。
更に言えば、実はM40も存在します。
内装
考察はあえて書きません。
出版物で某氏が出すかも知れませんので。(謎)
他にも内装の写真は撮りましたけど、それもまた別の機会に。
閉会後は、また雨の中、外まで台車で荷物を運んで頂いて搬出しました。
閉会後の飲み会
私だけ車で速攻で帰宅して、久々に降下猟友会のメンバーでだけで飲みました。(いつもサムズさんの方に混ぜて貰っている。)
ちょっと遠大な構想について話し合いました。(謎)