2020年02月26日
映画「彼らは生きていた」を観てきました。

2月24日はシアター・イメージフォーラムで映画「彼らは生きていた」を観てきました。
サービスデーなので1100円で観れました。
どんな名画も定価で観ない。
それが俺のジャスティス。

シアター・イメージフォーラムは初めて利用しました。
小さめの館でしたが良い映画沢山セレクトしてくれてて頑張ってる感が満ちあふれてましたね。
社会派な映画が多い感じでした。

入り口入ってすぐのロビーに批評の掲示とかもされいています。

天井が塞がれている階段のような所に沢山パンフレットが置かれていました。


次回以降公開の作品も面白そうです。
で、まあ、ドキュメンタリー映画なのでネタバレとかは無いのでちょっとだけ感想を述べてみます。
この映画、第一次世界大戦のイギリス軍従軍者をテーマとしたドキュメンタリー映画です。
ドキュメンタリーとフィクションでジャンルが違いますけど、丁度今、同じ第一次世界大戦のイギリス軍をテーマとした映画「1917 命をかけた伝令」が流行ってますよね。
この日記を投稿してる時点ではまだそっちは未見なんですが、こちらも知る人ぞ知るというか知名度は低いですがなかなか面白い作品でした。
当時のフィルムに当時従軍した兵士の証言が述べられるんですけど、フィルムが全てカラー化されています。
そのフィルムのカラー化が殊の外良く出来ていました。
フィルムがカラー化されているってのは事前情報で知ってたんですが、どうせ白黒映像に色塗ったってへなちょこ映像になるだろーと思ってたんですよ。
「ゲッベルスと私」で113分ずーっとおばあちゃんのお顔を眺めててもドキュメンタリー映画は好きなので耐えられましたし、別に映像がありがちな無理矢理色付けた変なのでもいいやと最初から期待してませんでした。
ところが最新の技術で音や色をつけたり秒間24コマにしたり立体化したり多少動きがあったりするとこうも違うんだなーと、映像は予想外に素晴らしかったです。
記録映像というより映画みたいでした。
いや映画なんですけどね。(^^;)
兵士の証言は全体的には戦争体験ですからもちろん重い物なのですが、良い状況の時と最悪の状況の時が交互にくるのでメリハリがあるというか、テンポが良くすらすらと話が進んでいくのでその点は観やすかったです。
ミリタリー的見地から言うと、なにせ全て実際の映像を加工していますので、軍装考証は最高でしょう。
カラー化が現実の色とどれだけ近いかとか、そういう点へのツッコミはあるかも知れませんが、私は英軍よく知らないので判りません。
多分、WW1のイギリス軍が好きなら尚更興味深く観れるのじゃ無いですかね。
私の場合はイギリス軍よりも帝政ドイツに思い入れがあるので、時折出てくるドイツ軍捕虜の映像やそれに関する証言も面白かったです。
ザクセン人とか他の連国の人達ってプロイセン人が嫌いなのとか。(^^;)
そんな感じで食い入るように観れた映画なので見に来て大正解でした。(^^)

私はあまり映画のパンフレットは買わない方なのですが、今回は映像の復元方法とかが気になったので買ってみました。
ちなみのお値段は400円でした。l
近々「1917 命をかけた伝令」の方も観てみようと思います。
しかし、新型コロナウイルスが流行していますね。
戦争映画ではありませんが、SHIROBAKOとか他にも観たい映画が沢山あります。
この先映画館に行けなくなる様な状況にならないと良いのですが・・・。
今後の私の予定ですが、
3月15日(日)「レッド・ドーン~そんなに若くない勇者たち~」(ソ連軍歩兵で参加)
3月21日(土)「二次戦で分隊戦(五回目)」(物販参加の予定ですがゲームはするか判りません。)
4月11日(土)~12日(日)「「THE INVASION OF NORMANDY Ⅳ」(ノルマンディー上陸作戦 Ⅳ)」(空軍地上師団ですかね?)
の3つのイベントに出ようかと思っています。
詳しくはTwitter(https://twitter.com/@wachtmeister2)でツイートしますので、よろしければフォローしてみて下さい。
Posted by ミュラー at 01:53│Comments(0)
│雑記