2013年06月28日

ヤマノススメ聖地巡礼 in 高尾山

 さてさて、ガールズ&パンツァーの聖地巡礼に大洗に行った日記から更新が滞ってしまっていますね。
 まあクリスベクターに関して多少書きましたけど・・・。
 あれからゴールデンウィークはコミティアでさめひろしさんのブースに遊びに行ったり、ロボティクス・ノーツの演劇を観に行ったり、この日記の如く仲間と高尾山に登山に行ったり、WWMという二次戦サバゲーに行ったり、御殿場の二次戦サバゲーCOMBAT!5に参加したりしていましたが、その後、家の犬ちゃんの調子が良くなくついには天に召されたりしてドタバタして更新出来ませんでした。
 漸くちょっと時間が取れてきたので、ミリタリーに関する日記だけ簡素ですが更新してみようと思います。
 ってか、これのどこがミリタリー日記やねん。(笑)
 まあ参加者全員ドイツ軍繋がりなんでお許し下さいませ。(←最早こじつけ)

 という訳で、2013年5月19日(日)はヤマノススメの聖地巡礼の為、高尾山に登ってきました。
 ヤマノススメって何?という方はググって下さい。(笑)

 思い起こせば3月某日、場所は池袋の居酒屋一軒め酒場池袋東口店の地下、アナポリ増大計画?の為、アフガニスタン警察(ANP)の制服の受け渡しで池袋でランデブーした某氏と一杯引っかけてる最中、今期何観てる?→ヤマノススメ→山登るしかねぇのコンボでいきなり登山をする事に。(正気か!?)
 なんつーか俺たち脊髄反射で行動するの好きだよね。(笑)
 当初4月28日(日)に予定しておりましたが、その日は所用が入った為に後日に順延となり、5月19日(日)に漸く決行となり、参加者も2人から合計5人になりました。
 ユニット名(何それ?)は「山岳猟友会」らしいです。(笑)
 全員山とか素人ですが、高尾山は初心者にも優しい山で全然大丈夫でした。

 「聖地巡礼」ですので、高尾山に至る方法もアニメと同様京王線を使い、アニメと同様1号路から登って6号路から下山する事にしました。
 朝、地元の同じ路線の友達と合流して一緒に新宿駅に向かいました。
 7時45分に新宿駅集合で待ち合わせ・・・してましたが、一人来ないので電話したら寝坊して欠席だそうです。(後で遅れて来たので現地で合流しました。)
 いきなり4人にメンバーが減りましたが、気を取り直して8時14分の京王線準特急高尾山口行きに乗り現地に着きました。


 9時10分頃高尾山口駅に着きました。
 ホーム着いたらまず写真撮ってみました。
 聖地巡礼開始です。


 装備はインドアでサバゲーする時のウェアにBHIのリュックサック、ベイツのブーツといった組み合わせです。
 リュックサックの中身は防寒衣、雨具、ガソリンストーブ、タクティカルライト、飲料水2リットル(真水1リットルにスポーツ飲料1リットル)、昼飯用ラーメン、チョコレートや飴などの非常食等です。
 高尾山は難易度が低いので、あんまり大げさな装備は要りませんけど、最低限足回りと雨具、防寒衣、帽子は用意しておいた方が良いですね。
 往路に使った1号路は自動販売機が至る所にあるので飲み水を2リットル持って行ったのはちょっと大げさだったかも知れません。
 用心に越した方が良いのですが、それだけで2キロ重量が増えました。
 夕方までに下山出来ればライトも必要ありませんでしたが、万が一夜になってしまったら一号路以外では手詰まりですので保険の為持っていた方が安心です。
 あと、安いので良いので万歩計があると楽しいですよ。


 高尾山口駅のホームから高尾山トリックアート美術館が見えます。
 今回は登山目的なので寄りません。


 高尾山口駅です。
 改札口を出たら朝からかなりの人でごった返しておりました。
 下は幼稚園児位から上は80過ぎのご老人まで老若男女問わず様々な方々がいらっしゃいます。

 駅にはコインロッカーがあるので、登山に直接関係無い物(お風呂セット等)はここで置いて行ってしまうと良いと思います。
 最高気温22度最低気温16度との事でしたのでそれなりに防寒衣を用意しましたが、現地に着いたらかなり暑かったので、お風呂セットと共にジャンパーなどの過剰な防寒衣は置いて行く事にしました。(ある程度は無いと死亡フラグです。)

 近くの売店で昼飯や飲料水などを買い込んだ後、9時40分頃より登山を開始しました。


 高尾山口駅から歩いて数分でケーブルカーの登山鉄道清滝駅に到着しますが、今回は劇中と同じく使いません。
 劇中と同じく山麓から1号路を使って徒歩で登ります。

 一号路は高尾山の登山路の中では一番楽なコースで、ほぼ全て舗装されており、途中にいくつもベンチや休息出来るスペースがあります。
 なので、自分のペースを守って登れば何も問題は無いと思います。
 

 とはいえ勾配は結構あり、通ってきた道を見下ろすと結構高低差はあります。


 途中、二股に分かれているので、休憩がてら金比羅台という見晴らしの良い地点に寄りました。
 頂上でもないのにスカイツリーを望んでもう満足です。
 さーて、下山するかねぇ。(←をい!)


 更に登山鉄道高尾山駅近くのビアマウントに到着して、その展望台から圏央道の八王子城跡トンネルを撮ってみました。
 ( ゚д゚)ハッ!  これはもしやRDGの聖地巡礼もしろという神のお告げ・・・な訳はないですね。(笑)
 同行したお友達はウィンターフロントに行く際にこの道を使って行くそうです。



 ビアマウントの売店では名物三福だんごが売られています。
 劇中でも出てきましたね。
 もちろん頂きましたよ。
 もちもちした団子に味噌醤油のタレが着いていてとても美味しいです。
 ちなみに三福とか大福、幸福、裕福 の三つだそうです。
 ここいらで歩き疲れた体にしっかり栄養補給しておくと良いと思います。

 この辺りで、寝坊した友達から電話で欠席しようと思ったけどやっぱり来ましたという連絡がありました。
 どっちなんだよ。(笑)
 もう麓まで来てるので追いかけるので先に行っててとの事。


 またしばらく歩くと劇中でムササビ(モモンガに非ず)のキーホルダーを買ったお土産屋さんが見えて来ます。


 しっかりヤマノススメで登場した事をアピールしてますね。



 もちろん私も買いましたよ。


 ヤマノススメのポスターも掲示されていました。



 更に歩くと蛸杉があります。


 そのすぐ隣には開運ひっぱり蛸があります。
 なでると運気が上がるらしいです。


 更に歩いて行くと浄心門があります。
 この門をくぐると寺域である事を実感しますね。


 浄心門をくぐると灯籠が続いています。



 急な階段道の男坂となだらかな坂道の女坂がありますが、劇中と同じく男坂(階段)を登ります。
 階段は108段あって、登ると煩悩を断ち切れるそうです。


 ちょっと進むと仏の教えが掲示されています。




 そして薬王院山門にたどり着きます。
 ここをくぐると薬王院の境内です。
 境内には色々ありがたいスポットがあります。

 このちょっと前で遅れて来た友達と合流できました。
 随分早く合流出来たので、凄い勢いで山を駆け上がってきたのかと思いきや、エコーリフトでショートカットして来たとの事。
 ああ、なるほど、それでそんなに早いのね。


 まずは手水舎で手と口を濯ぎ身を浄めましょう。


 その後は参拝です。
 とりあえず先に参拝を済ませた後から境内のアトラクション?を廻る事にしました。


 巨大な天狗さんです。


 脇にも小さな神社があり沢山の方が参拝しています。


 鐘堂です。

 
 愛染明王が祀られたお堂です。
 モテるお堂ですね。


 高尾山八十八大師巡拝霊場です。
 なんと、ここを一周すると四国八十八カ所と同様の功徳がいただけるそうです!
 面倒臭がりやで飽きっぽい私にはうってつけのシステムです!


 謎のぐるぐるシステム?
 これは六根石といってこれの小さな物が高尾山のいたる所にあるのですが、付いている石車を回すと御利益があるそうです。
 これはそのラスボスですね。(←ラスボス言うな!)


 願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)です。
 この輪をくぐると願いが叶います。


 輪をくぐった後はこれを棒で軽く揺らします。 


 八大龍王堂です。
 こちらでお金を洗うと金運がアップするそうです。


 「天狗注意」標識です。
 どうも高尾山には天狗が出るので注意が必要です。(笑)

 と、一通り境内のパワースポットで運気を上昇させた後は再び山頂を目指し歩き出しました。
 薬王院を過ぎたら山頂はもう目と鼻の先です。


 という訳で午後1時頃山頂に到着しました。
 標高599.03メートル制覇です。
 って、いつも行く本栖湖周辺の方が高いですけど。(あっちは900メートル以上)

 一号路3.8 kmで一応100分位で登れる予定でしたけど、気付いてみれば3時間20分も掛けてました。
 薬王院で1時間以上費やしたにしても、大分平均より遅い気が・・・。
 まあ、私等不健康ですからね・・・。

 高尾山全体がそうでしたが、山頂も沢山の人でごった返していてなかなかおちついて休息出来るスペースがありませんでした。


 山頂に至る道は一つじゃないので、いずれ他のルートからも登ってみたいですね。
 復路はこれまた劇中と同じく6号路(3.3km)を使って下山しました。


 高尾山二等三角点です。
 ここが本当の山頂って事でいいのでしょうかね?


 二等三角点にて一枚。
 皆さんここで一枚撮りたいらしく、人が多すぎてちょっと順番を待ちました。


 山頂は自販機もトイレもありますし、売店で物を買ったり食事も出来たりと至れり尽くせりなんですが、いかんせん人が多すぎるのが玉に瑕です。
 あと、展示や解説、さまざまなプログラムを通じて高尾周辺の自然や歴史、人と自然の関わりなどについての情報を提供している高尾山ビジターセンターというのも山頂にあります。





 いずれも山頂から望む風景です。
 本格的に登山されている方から見たらそんなの大した事無いよって言われそうですけど、私共の様な登山初心者からすればひとしおです。
 思わずヤッホーとか叫びたい気分ですが、今時ヤッホーとか言ってる人は居ませんので自重しました。(笑)


 この様に富士山も見えました。
 絶景かな絶景かな。

 絶景を堪能した後は歩き疲れた体を癒す為にお昼ご飯です。
 ですが、山頂付近は人が多すぎてなかなか落ち着いて腰を下ろせるスペースがありません。

 仕方がないので、舗装されていない泥道の脇にちょっとだけスペースがあったのでそこで休息する事にしました。
 別にミリタリーしばりじゃないのにリュックが怪しいやつばっかだし、敷物は武装SS用のツェルトバーンだしね。(笑)


 携帯ストーブを持参してきたので、お湯を沸かしてラーメンを作って食べたりコーヒーを飲んだりしました。
 携帯ストーブはコールマンのフェザーストーブModel442で飯盒はベルリン警察の飯盒を耐熱塗料でリペイントした物です。
 取っ手の付け根の部分がナチスドイツ軍と90度違うので、間近で見れば一目瞭然ですけど、衛生的に実用出来るので、二次戦イベントの食事の際には代用させてもらってます。
 別に軍装登山じゃないんでミリタリー物じゃなくても良いんですが、普通のコッヘル持って無いんですよ。(笑)

 食事を採り、疲れているのでゆったり2時半頃まで休憩してから下山する事にしました。
 帰りは劇中と同じ6号路から下山しました。


 復路の6号路は舗装された1号路とは違い、「山道」って感じがします。
 途中休息用の簡易なベンチ等はいくつかあるものの、トイレは無いので山頂で済ませておくと良いでしょう。


 この辺りにムササビとモモンガの違いが判らない靴が壊れて困っている女の子が居るハズなんですが、残念ながらこの日は居ませんでした。(←妄想)


 川の中に道があります。
 石は滑りやすいので、油断してるとすってんころりんしてしまいます。


 小さな橋の様な狭い場所では行き来する人とのすれ違いのタイミングも計らねばなりません。
 また山で人とすれ違う時は「こんにちは」の挨拶をすると良いでしょう。


 6号路は落ちたら怪我しそうな場所は色々あるのですが、落ちたら死にそうな場所にはちゃんとフェンスがあるので大丈夫です。




 6号路の2/3位降りた所にある琵琶滝です。
 こちらでは実際に僧侶の方が修行されるそうです。
 ここも「聖地」なので休憩がてら見学しました。


 琵琶滝を過ぎればあとはもうちょっとです。
 しばらく歩けば6号路の山道入り口(我々にとっては出口)に差し掛かります。
 こちらを右に進むと清滝駅になります。
 これ以降は舗装された道路になっています。

 この付近でもの凄い勢いで山を駆け上がっていく人を見ました。
 ああなるほど、これが噂にトレイルランってやつですね。
 凄いなぁ。
 あんな体力欲しいですわ。


 劇中にも出てきた6号路入り口の看板です。


 清滝駅方面から進んで6号路に入らず直進すると、地図には載ってない裏道を通って霞台に行く事が出来るそうです。


 清滝駅には高尾山公認のゆるキャラ「ムッちゃん」が居ました。
 全国何処でもこの手のゆるキャラが居らっしゃるのですね。

 4時位に無事高尾山口駅に下山出来ました。
 90分位で下山出来ましたが、琵琶滝見学に10分ほど費やしましたので、大体正味80分といった所でしょうか。
 6号路の下りの平均時間は100分だそうなので、それよりか大分早く下山出来てしまいました。
 登りと違って平均より大分早いですね。
 多分我々がブレーキの掛け方が下手なだけだと思いますが。(笑)
 高尾山口駅で万歩計は大体19540歩でした。

 駅のロッカーに預けた荷物を回収し、備え付けの水道で靴を洗って近くの温泉施設「ふろッぴィ」に行くことにしました。
 ご親切に高尾山口駅から送迎バスが出ているので楽に向かう事が出来ます。


 駅のすぐ近くに無料送迎バスが来てくれるので下山したらそのまま乗せていってもらえます。
 ただ、その最終バスというのが4時10分でして、時間的余裕がなくて駅周辺のお土産屋さん等に寄っていけなかったのが残念でした。
 ううう、せめて5時位まで無料バスを出してくれるとありがたいんですが・・・。


 高尾の湯ふろッぴィさん、とても良い湯で癒されました。
 温泉以外にも食事処、ゲームセンター、漫画コーナー、お土産屋さん等々、色々充実していて高尾山登る人にはお勧めです。
 ただ唯一不満に思った事は、温泉のロッカーが縦長すぎて背嚢が入らない・・・。orz
 仕方がないので中身全部出して潰して入れました。

 温泉で癒されてゲーセンで遊んで古い漫画読んでお土産買ってと一通り温泉施設を楽しんだ後、6時にこれまた至れり尽くせりで高尾駅行きの無料送迎バスが出てるのでそれに乗せてもらって高尾駅に行き、6時半頃京王線に乗って新宿に向かいました。
 車内でこの後どっかで飲むべぇ?という事になり、どちらかというと新宿は不案内で池袋ならなんとかという話になり、新宿から更に池袋に行き(池袋行くなら京王線よりJRで帰れば良かったかも)、居酒屋一軒め酒場池袋北口店で11時頃まで飲んで帰りました。

 
 
 という訳で、突発的に何も考えずに高尾山に登ってしまいました。
 むちゃくちゃ疲れてハードという程でもなく、仲間とたわいのない会話を楽しみながら無理をせずに心地よい疲れ程度で登れてしまう気軽な登山でした。
 なかなかサバイバルゲームやリエナクメント以外で汗を流す機会も少ないものですから、偶にはこういう健全な事をしても良いと思います。
 今回は一応ヤマノススメの聖地巡礼が名目でしたが、それとは別に折々機会が有りましたら色々な山に行ってみたいと思います。
 いずれは富士山にも行きたいですね。(←しっ死ぬ気か!)  

Posted by ミュラー at 19:05Comments(2)聖地巡礼登山