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Posted by ミリタリーブログ at

2018年08月30日

平成30年度富士総合火力演習

 2018年8月26日(日)は東富士演習場で行われた「平成30年度富士総合火力演習」に行って来ました。

 2012年に1度行った事があるのですが、今回、偶々友人のつてでチケットがあるとの事で実に6年ぶりに見学してきました。(2012年の様子


 前回は車で行ったのですが、今回は電車で現地に向かいました。
 御殿場駅そのものはCOMBAT!の送迎等で来た事はあるのですが、何気に自分自身が電車で来るのは初めてだったりします。
 8時ごろに御殿場駅に待ち合わせとの事で、うちの最寄り駅からだと始発になっちゃいました。
 ちょっと乗り換えの時間がシビアな所や、御殿場線がSuica使えなかったりでややこしい感じでしたけど、何とか時間通りにたどり着きました。


 御殿場駅からバスで会場に向かいましたが小一時間待たされました。
 かなりの数の人が参加される様ですね。
 私達は観光バスの車両でしたが、ぎゅうぎゅう詰めで補助席の数が足りなくてあやうく降ろされそうになったりと、ちょっとした混乱に見舞われました。


 私どもはシート席でした。
 スタンド席に比べると幾分近いのですが、段差が無いので前の人の頭が邪魔ですね。
 しかも目の前に三脚置いてる人が居てすごく邪魔でした・・・。




 6年ぶりの見学でしたが、演習は相変わらず爆音、衝撃波、熱波が凄かったですね。
 今回ご一緒した方のうち2人の方はミリタリーに全く興味が無い一般の方だったのですが、あまりの衝撃にかなりビックリされていました。
 私も始めて見学した時はビビりましたよ。


 火力演習が終わって装備品展示に移る前に、髭の隊長こと佐藤正久参議院議員がバスから手を振っていらっしゃいました。
 慌ててカメラを向けたので小さい上ピンぼけですね。(^^;)




 火力演習の後は休憩を挟んで装備品の展示となりました。
 正直、自衛隊装備はあんまり詳しく無いのでどれがどれやらでしたけど、間近でこうした物を見るのも勉強になりますね。


 装備品展示が終了して、バスで帰ろうと思いましたが、なんとバスに乗るのに待ち時間が1時間50分も掛かりました。
 コミケでポカリスエットと塩飴を主食に3日間頑張った私にもちょっとキツかったです。


 帰りのバスから旧日本軍のトーチカが見えました。


 御殿場駅について、丁度電車のタイミングに余裕がありそうだったので、麺屋黒船さんでラーメンを食べて帰りました。
 ここ、前にも来た事あるんですけど、とても美味しいです。

 6年前の日記にも書いてありましたが、長い時間直射日光に晒されたので、この後数日両腕と顔がヒリヒリしてました。(^^;)
 また機会が有れば見学してみたいです。  
Posted by ミュラー at 00:16Comments(0)総合火力演習

2012年08月30日

平成24年度富士総合火力演習

 2012年8月23日(木)は静岡県御殿場市畑岡地区の花火大会に行って来ました。
 もとい、東富士演習場で行われた「平成24年度富士総合火力演習」に初めて行って来ました。
 朝10時から正午までの部と夜17時30分から20時5分までの夜間の部の両方を観てきました。


 当日のチケット2枚
 昼と夜間と両方観るので2枚です。
 チケットを回して頂いた某氏には心より御礼申し上げます。

 朝6時頃には現地に付いていると予行が見れるとの事で、割と早めに現地に行く事になりました。
 朝4時半に御殿場の近くの某所で待ち合わせする事になったので、夜中の12時ちょいすぎ位に家を出て深夜2時頃には足柄SA(下り)に付きました。
 待ち合わせ時間まではうどん食べて寝てました。
 私は1人で車で、友人2名が別の車で行く事になりましたが、駐車券が1枚しかありません。
 どうも朝の内から御殿場市内の駐車場は満車になる事が多いので、御殿場市内ではなくて朝4時半に某所でランデブーして、自分の車はそこに停めたまま友人の車に便乗させてもらって会場の駐車場に向かう事にしました。
 駐車場は滝ヶ原駐屯地の脇でしたが、朝6時に開門の所を5時半位には着いてしまって待たされました。


 駐車場から演習会場に向かう無料バス
 駐車場からは往復のバスが出ており、演習会場には10分程度で到着しました。


 演習会場へ向かう途中で見かけた行軍中の自衛隊員
 バスは滝ヶ原駐屯地の中を通っていったので、敷地内に展示されてある61式戦車とが車窓から見えたり、途中の道では完全武装して行軍している自衛隊員の隊列とすれ違ったりしました。

 
 予行演習中の戦車
 丁度会場着いた時に演習の予行をやっており、戦車がボン!ボン!射撃していました。
 他の火砲はそうでもないですが、戦車の主砲は予想以上に衝撃波が来て思わず声をあげるほどにびびりました。(うひょー!)
 たった数台の戦車でこれですから、クルスク戦とか凄い事になってたんでしょうね。 (←なんでもナチス基準)

 スタンド席で観覧しましたが、早めに来たので上から3段目の割と観やすい位置に座れました。
 スタンド席の椅子の下が空洞で、物とか落としたら下まで真っ逆さまでちょっと恐かったです。
 リュックサックとかを足下に置いて、誰かに蹴られたりでもしたら最悪なんで常に足に挟んでおりました。
 あと、マイ座布団を持参しましたが、予行含めて8時間位座っていたのでこれがあると大分助かりました。
 終わったら汗でぐしょぐしょになりましたけど。(笑)

 会場に付いたら演習プログラムが書かれたパンフレット(防衛ホーム号外)を貰いましたが、「ガールズ&パンツァー」の広告が載ってて噴きました。
 国防にまで萌に毒されている様です。(笑)

 本番の演習は10時からで、約3時間半も前に会場入りしてしまいましたが、スタンドの見やすい位置を確保できる事と本番とほぼ同様の射撃が見れる予行と整地作業が観れるので、断然早く会場入りして良かったと思います。


 演習直前に会場を整地する重機
 予行の際に悪くなった足場を整地しています。
 施設隊の車両ですが、凄い手際良く整地していくのでこちらも見ていて飽きません。

 朝10時になり本番の演習が開始されました。
 こちらは予行の時と違って素人にも判りやすい解説と発砲前にどれが撃つかとかを予告してくれるので発砲や着弾の瞬間を見逃さずに済みます。
 
 一応デジカメも持って行きましたが、素人がデジカメで撮影しても大して良い物は撮れませんので、あまり積極的に撮影はせず、それよりも網膜と鼓膜にしっかり焼き付ける様に心がけました。
 発砲の瞬間も撮りましたけど、こういうのはデジカメの液晶をのぞき込むのではなくて、予め戦車なり自走砲なりにピントを合わせて両腕でしっかり固定し(ぶれまくりですが)、発砲の瞬間はしっかり自分の目と耳で体感しつつシャッターを切り、運良く写っていれば良いかなという程度の撮影なので、撮った画像自体はあまり良い物にはなりません。
 どうせちゃんとしたプロが撮影した物が残るでしょうから、後日それらを観れば良い事だと思います。
 撮影に夢中になるより、自分の網膜と鼓膜で体感した方が断然面白いです。(あと火薬の臭いを臭覚で!)

 事前に行った事がある人のブログなどを観ておりましたら、双眼鏡があった方が良いとの事だったので持参しました。
 OLYMPUSの8倍のを持って行きましたけど、これがあると兵器の細かいディティールだとか安全確認の挙動だとか、着弾だとかが良く見えて良いです。
 対人狙撃の際、標的を見ておりましたが、ターゲットをハズしたのがもろ判りでした。
 ハズした瞬間、私の周りで双眼鏡覗いてた人が幾人も「ハズした」とかつぶやいていました。

 私は自衛隊の兵器にはてんで疎いので、10式戦車、90式戦車、74式戦車位しか判りません。
 どの兵器がどの順番で射撃したとかは専門知識がある方のブログ等を見れば良く判ると思うので割愛しますが、どの兵器の射撃も迫力満点でした。
 自走砲の一斉射撃の着弾や機銃の曳光弾が着弾した際の跳弾があらぬ方向に飛び散る様、空挺降下、誘導ミサイルの発射等々格好良かったですが、中でも戦車砲の射撃の衝撃波が一番印象に残りました。
 どうもアニメや映画ではザコキャラ扱いの戦車ですが、総合火力演習を体験しますと断然認識が変わると思います。
 戦車は強いです。
 カッコイイです。

 以下、演習の様子を撮した画像です。
 割と多く枚数を撮ったのですが、全部乗せると容量が無くなるので良く撮れていると思われる物を何枚か選抜して載せてみます。
 もっと良い画像が観たい方は、多分他の方の総火演をテーマとしたブログに良い写真が沢山あると思いますのでそちらをご覧下さい。(笑)





↑ちょっとUFOキャッチャーみたい。(笑)







 凄い、というかすさまじい迫力でした!


 演習を終えて退場する戦車
 皆さん手を振っておりました。
 頑張れ自衛隊!

 正午には演習は終わり、その後30分程度の準備時間をおいて装備品の展示が行われました。
 準備の時間にお土産を買ったりして待ちましたが、その間富士音楽隊と東部方面音楽隊によ音楽が演奏されていました。
 自衛隊歌や歴史的に有名な曲の他、何故かAKB48の曲やアニメワンピースの曲なども演奏されました。

 装備品展示では、演習に参加した兵器(装備)を間近に見ることが出来ました。
 10式戦車だけはまだ軍事機密を漏らす訳にいかないのか柵がしてありましたが、その他の兵器はベタベタ触れる(触ったら怒られるでしょうが)状態で見学出来ました。
 先日も横田で同じ様に米軍や自衛隊の兵器を見学しましたが、やはり間近で見る兵器は迫力がありますね。

 以下、展示されていた装備です。
 こちらも色々と撮影しましたが、容量の都合上抜粋です。





 やはり10式戦車は大人気でした。


 その他

 ほむほむミサイル(88式地対艦誘導弾)だとか


 自走榴弾砲だとか


 無人偵察ヘリだとか


 戦闘ヘリコプターだとか、その他諸々展示されていました。


 あと、ちょっと離れた所に展示とは別に演習で使われた車両が停めてありましたが、そちらも気になる所でした。

 午後2時に装備品展示が終わったので、またバスに乗って駐車場に戻りひとまず会場を後にしました。

 ふと見ると駐車場脇に謎の物体があります。
 何このモビルポッドオッゴとか思いましたが・・・。

 なんとトイレでした。


 微妙な萌絵の注意書きが・・・。


 正式名称は「移動式野外トイレ3号」というらしいです。


 その後は別のお友達と合流してハンバーグ屋さんで食事を採りました。
 そこに至る道中、偶々前を走っていた車が長岡ナンバーだったのですが、すげぇ遠くから演習観に来るんだなぁと感心すると共に、そういえば長岡でガトリング砲を装備した家老、通称ガトリング侍(そんな通称ねぇYO!)って誰だっけという話になり、名前が出てこなかったのですが、ご一緒された方が偶々戊辰戦争専門の方で、即座に河井継之助の名が出て溜飲が下がりました。(笑)
 話も弾んできましたが、夜間演習も見学するので、解散して大体午後5時頃会場入り出来る様に会場に向かいました。

 夜間の方は駐車場が演習会場のすぐ脇でしたので、演習場に直接向かいましたが、ちょっとばかし迷って5時半位に会場入りしました。
 演習開始の2時間前でしたが、こちらも予行が行われていたので本番開始まで堪能させて頂きました。
 昼間の部に比べると夜間の見学者は圧倒的に少ないですね。
 シート席はガラガラですしスタンドも1/3位でしょうか。
 途中で冷えてきたので上にシャツを羽織っておりました。
 万が一の時の為に上着やレインコートがあると良いです。


 夜間の部の予行後の整地作業
 自衛隊の車両(化学防護隊?)と一般の車両(運転してるのは自衛隊員でした)が混在しています。


 黄昏が奇麗でした。

 7時半から本番開始となりました。
 予行は夕方でしたので、兵器も見えておりましたが、本番では消灯もされて完全に兵器の姿は見えません。
 緑のライトが点いているのでかろうじて何処にあるかは判りますが基本暗闇です。


 74式の投光器による標的への照射
 演習開始にあたり、74式戦車の投光器で標的を照らして何処に標的があるか等の解説がされました。

 最初の標的の解説時に74式戦車の投光器で照らしたのと照明弾を焚いた際以外は暗闇なので、昼間より弾道や着弾がよく見えて奇麗でした。
 夜間演習の方は35分間で短かったですが、こちらも昼間の演習とは違った趣でとても良かったです。


 照明弾が発火開傘した瞬間
 とても明るくて新聞の文字でも読めそうです。


 戦車砲発砲の瞬間
 暗闇だと戦車等は見えにくいですが発砲炎は昼間よりよく見えます。


 戦車砲の弾道
 榴弾ではないので炸裂しませんが、標的に吸い込まれている様は圧巻です。


 機関砲の弾道
 曳光弾の弾道とそれが標的に命中して跳弾する様子がとても美しかったです。


 終了後は車を置いた場所まで載せて行ってもらってお食事をして解散しました。
 眠かったので足柄SAでちょっくら寝てから出発するかと車内で横になったら目覚まし時計の午前と午後を間違えてて翌日7時になっていてびびりました。(足柄SAで二泊した事になる)
 上り線のマクドナルドが24時間営業なので、エッグマックマフィン食べて速攻で帰宅しました。


 今回初めて総合火力演習を体験しましたけど、映像などで間接的に観る物とは違い直接見る射撃は凄い迫力でした。
 あの衝撃波はやはり直接網膜と鼓膜で体験しないと判りません。
 貴重な機会を与えて頂いた某お二方に心より感謝申し上げます。
 予行や装備品展示合わせて8時間あまりも直射日光に晒されたので、この後数日間両腕と顔がヒリヒリして辛かったです。
  

Posted by ミュラー at 00:36Comments(0)総合火力演習